このタッキーも世間的には衝撃だと思うよ～

『ザ少年倶楽部プレミアム』（BSプレミアム）の新シリーズが4月16日にスタートしました。TOKIO国分太一に代わってMCを務めるのは、KAT-TUNの4人。この日のオープニングは特別編で、4人が原宿駅からNHKまでを歩きながらジャニーズJr.時代の思い出話に花を咲かせます。

そしてNHKで訪れたのは709リハーサル室。このリハーサル室には独特の匂いがあるそうで、メンバーは部屋に入るなり次々「懐かしい！」「これこれ！」と思いを口にします。それもそのはず、ジャニーズJr.時代の歌やダンスのレッスンはいつもこの部屋で行われていたため、思い出はいくらでも蘇るよう。この部屋の隅で振付師に怒られたこと、またジャニー喜多川社長が爆音の中よく寝ていたことをそれぞれが口にし、「オレここでバック転できるようになったの」と長机に腰掛ける亀梨。「（堂本）光一くんがここに座って、『亀、お前バック転やってみろよ』」と、その時の様子を再現すると、「KAT-TUNって結構、光一くんが『やれよ』って言ってできた人多い」と中丸。実は田口もその1人で「台宙（※台のように段差のあるところから後ろ向き宙返りをして着地する技）は光一くんのおかげ」とのこと。スターの原石はこのリハーサル室で磨かれていたんですね。

その後、当時楽屋に入りきれなかったJr.たちが待機していたという階段へ。亀梨はその頃と同じように座ると「ちょっと落ち着くもんなんか。ここオレの部屋みたい」と呟きます。そんなKAT-TUNが眺めていたのが、楽屋のドアの開閉でチラッと見える先輩の姿。「タッキーがパンツ一丁で歩いてたりするのが見える。『かっけーなぁ』ってね」と当時の思いを吐露する4人ですが、今回はそのあこがれの先輩、タッキー＆翼が「Premium History」のコーナーに登場しました。

KAT-TUNにとって滝沢秀明と今井翼は「僕らが（ジャニーズ事務所に）入った当時からずっとほんと神がかってた」（亀梨）、「お二人はもうジャニーズJr.のピラミッドのてっぺんにいらっしゃって、みんな憧れてました」（中丸）と言うほどの存在。当時のJr.たちは2人のファッションや言動を真似していたそうで、当時中学生でトランクスを履いていたKAT-NUNメンバーは、ドアの隙間から見えるボクサーパンツ姿の滝沢にあこがれていたんだそう。また亀梨は、滝沢が髪をピンクに染めた幻の1日を目撃したと告白。この話に滝沢と今井は「問題の1日ね（笑）！」と大ウケで、滝沢は「やんちゃだったんで」と言い訳。滝沢にもそんな時代があったとは驚きです。

一方で滝沢は、亀梨との初対面エピソードを明かします。「これから滝沢とご飯行くからYOUも行こうよ」とジャニー社長に誘われテレビ朝日近くの焼鳥屋へ向かった亀梨。カウンター席に座ったら前を向いて食べるのが基本ですが、「亀はこうやって食べてたの」と滝沢。なんと亀梨、あこがれの滝沢を前に夢見心地だったのか、体ごと滝沢の方を向き「タッキーだ……」と見つめながら食べていたんだとか。そこまであこがれてもらえるなんて、滝沢もうれしかったでしょうね。

また初回のトークゲストには中山秀征が登場。『シューイチ』（日本テレビ系）で中丸と共演している中山ですが、実は亀梨とは草野球つながりで、15年近く前から面識があるそう。当時試合にはKinKi Kids光一、TOKIO国分、山口達也、V6坂本昌行らも参加したそうですが、当時野球少年だった亀梨は中山の初球をなんの迷いもなくホームランにしたとか。亀梨は「あれは子どもだからできたこと」と言い訳していました。しかしそもそもこの草野球、中山によると「元々は嵐の相葉くんと約束したのに、相葉くんはその日来なかったの！」とのこと。さすが相葉と言わざるを得ません。

丸一日かかったという第1回の収録。番組の最後には反省会が開かれました。中丸が「いろんなコーナーがあってバランス良いなと思いました」と話すのに対し、亀梨が気になったのはトークコーナー。設定ではKAT-TUN4人がバーカウンターの内側に並び、ゲストの中山をもてなすといった体でしたが、中山と直立不動で話したことを「怒られてるみたい」「ヒデさんも話しづらかったと思う」「失礼になってないのかな」と反省します。今後「どのポジションでゲストと話すかを模索したい」と話す亀梨に、上田も「これを踏まえて新たに、スタッフさんと反省会をやりましょう」とやる気満々。世間のイメージでは反省会などしそうにないKAT-TUNですが、実は「反省大好きだからね！」（中丸）とのこと。次回の放送は5月21日。これからKAT-TUNがどんな雰囲気でこの番組を盛り上げてくれるのか、引き続き楽しみにしたいです。