TOKIOの5人がMCを務める『5LDK』（フジテレビ系）。5月17日放送回のゲストは石原さとみでした。

石原が「年下男性とはあまり接点がない」と話すと、松岡昌宏が「じゃあまだ『お姉さん』みたいな感じにはなんないのかな？　気持ち的に。（年下が）“キスしてください！”→“だぁ～め”。そういうのないの？　“今日はコレでおやすみなさい”みたいなのはないの？」と人さし指で相手の唇に触れるジェスチャーをしてスタジオを盛り上げます。これを聞いていた山口達也は「ちょっ、待って。例えば誰それ（笑）？」と、ごもっともなツッコミ。松岡の突っ走り妄想トークに、メンバーは失笑していました。

続いて石原の結婚願望について話が及びます。石原が、手相占いでおなじみの芸人・島田秀平に「ここ2年で結婚するとよい」と言われたことを話すと「えっ、どういうタイプがいいっすか？」と俄然やる気を見せる城島茂。長瀬智也が、2年という期間について「付き合ってすぐ結婚みたいな感じだよね？」と石原に言うと、なぜか城島が「うん、その方がいいよー！」と同意。「正月のドサクサ紛れでFAXで発表みたいな。“めでたいこと続きで”みたいな」と結婚発表のシチュエーションまで妄想。この城島の発言に長瀬は手を叩いて大爆笑していました。

次のトークテーマは、「石原さんに見つめられるとたまらない？」。石原の写真集の中から拡大された“見つめるショット”がスタジオに現れると、メンバーは「これいいなぁ！」「これ欲しい！」と大興奮。中でも山口が気に入ったのは、夕日を浴び、頬を赤く染めながらカメラに視線を向ける一枚。「多分これは、キスをして空を見上げてる顔だよね！」と勝手に妄想。

続いて「石原に見つめられて言われたい言葉は？」というテーマに変わり、松岡が「なんかさ、取り繕った言葉じゃなくて、日常の……」と話し始めると、隣に座っていた長瀬が「んあぁっ！　分かる！　すっげぇ分かる!!」と言い出し、「例えば名前ですよ！　太一くんとかはみんなから下の名前で呼ばれる。達也もそうじゃないですか。だから俺とかは、女性から“智也”って言われると過剰に反応する」と語ります。ここで、盛り上がったメンバーが「せっかくだから、ちょっとやってもらったら？」と石原に無茶振り。「ただ、さりげなくだよ？　そこに計算が生まれると……」と長瀬がこだわりを話した後、2人は「ドライブデート中」という設定で寸劇をすることに。

長瀬が運転席、石原が助手席に座りますが、なぜか下を向きながら運転する長瀬に、「ちょっと、前ちゃんと見てよ！」と石原。この“素”のデートっぽさに「いいねいいねぇ！」と他メンバーから歓声が上がります。そして会話が途切れたところで「ねぇ智也、今日何にする？　ご飯」と石原。戸惑った長瀬は「ん？」と聞き返します。「今日の夜ご飯、どうする？」と再び聞いても「ん？」としか答えない長瀬に今度は「……智也」と低めの声で名前を呼ぶ石原。長瀬は「……何？」と、名前を呼ばれたことに激しく動揺。最後に「ねぇ智也！」とハッキリ言われてやっと我に返ります。これを見ていた国分は「ドラマを見てる感じだった！」と感激。「今の（石原の）素晴らしいところは、すごい意外なタイミングで来たこと」と、長瀬は妄想が実現して大満足の様子でした。

次に手を挙げたのは山口。「作戦会議しましょう」と石原を連れ出すほどの力の入れ様です。「電話の連絡がうまく取れずにケンカをして、僕がちょっと怒るので、（石原が）一言謝る」というシチュエーションを設定し、さらに「2枚目のアレ（写真集の表情）で」と、先ほどえらく気に入っていた“キスして空見上げてる顔”を要求しました。こうして始まったアドリブ劇。「おめーがいけねぇんだろうが」「そっちが悪いんでしょ」「お前だろうがよ！」「そっちが……」「あぁもうわかったよ、いいよいいよ」。山口は腑に落ちない顔で石原に背を向けます。その直後、山口のシャツの袖をツンツンと引っ張る石原。山口が振り返ると、例の“キスして空見上げてる顔”で山口を見つめ、「ごめん……」とつぶやきました。念願叶って思わず笑みがこぼれてしまう山口ですが、それ以上に興奮している人が1名。城島です。城島は、カメラに向かって「マジよかったよ！　さとみマジよかったよ!!」と顔を赤くしてシャウト。あまりの興奮っぷりに「何でこの人が一番テンション上がってんの（笑）？」と長瀬が突っ込んでいました。

番組の最後、「これはすごいわ！」「かわいかった～」と、全員が石原のプロすぎる恋愛テクに満足していると、「お勘定いくら？」と国分。他メンバーからは「店じゃないよ（笑）！」と一蹴されていました。しかしながら、妄想が現実となって本当にうれしそうなメンバーの顔を見ていると、アイドルとはいえ、やっぱり普通の男性なんだと実感してしまいますよね。