大野智は“ご当地ヒーロー担当”!?

2012.12.2

嵐が「日本の未来を明るくするには」をキーワードに全国各地を旅するドキュメンタリー『嵐の明日に架ける旅~希望の種を探しに行こう』(NHK)の第2弾の制作発表が29日、東京・渋谷の同局で行われた。昨年11月に放送された第1弾は、1回の放送分で全メンバーの旅を放送したが、今回の放送はひとりずつの特集になるため、全5回の放送となる。

放送1回目の担当は、相葉雅紀。プライベートでも行ったことがあり、好きな島であるという沖縄県宮古島で、風力や太陽光などの自然エネルギーの施設やエコカーを作っている高校生を訪ねた。相葉は「僕と比べると、今の高校生ってすごく頭がいい」と、正直な感想を述べた。また、宮古島の水不足を解消した功労者について、「ほんとすごいんですよ! 僕は宮古島で“伝説のレジェンド”に出会いました」と興奮ぎみに話したが、伝説とレジェンドは同じ意味のため、メンバーから「言ってることかぶってるよ!」とツッコまれるという、相葉らしいオトボケな場面もあった。また、“オオタニワタリ“という植物を食べ、「見た目はアロエみたい。初めて食べたけど、おいしかった」と話した。


2回目は、松本潤。京都を訪れ、京野菜を次世代に残していくための研究をしている女子高生を取材した。松本は、「京野菜の伝統をとおして、日本の食文化や昔から残っている古き良きものを残していく大切さが伝わったらなと思います」としっかりとしたコメント。また、400年続く農家の京野菜を食べた松本は、「みずみずしくて味が濃く、フルーツのような甘さでおいしかった」と感動した様子だった。

櫻井翔は3回目の放送。高知県馬路村に林業に携わって“森を守る”若者を訪れ、櫻井自身も作業を手伝った。「馬路村と聞いて最初に思い浮かんだのは柚子だったので、森を守るというのに力を注いでいるというのに正直ちょっと驚きました」。さすが“博学”な櫻井はこの村に関する前知識があったようだ。そんな櫻井は林業の若者の森に対する熱い想いを聞いて、「驚いたと同時にうれしくなりました」。櫻井も旅先でおいしい食べ物に出会ったという。小学校の修学旅行で食べて以来“カツオのタタキ”が大好きな櫻井は、「“カツオの塩タタキ”というのがありまして、それを食べられたのがすごくうれしかったのですが、放送とは一切関係ありません」と、周囲の笑いを誘っていた。

今回のこの3人の旅は12月17日から3日連続で、いずれも午後10時からオンエアされる。大野智と二宮和也については、3月以降に2夜連続で放送する予定。ともに行き先はまだ決まっていない。大野は、「知らないことだったり、体験したことのないところに行けたら。カツオの塩タタキも、ぜひ体感したいですね」と櫻井の話を持ち出し、笑いを誘った。

二宮は、「今、芽が出ようとしている“種”も、すごく素晴らしいと思いますし、自分たちがこの番組に触れることで生まれる種もあると思うので、どこに行けるのか楽しみ」と、タイトルの「希望の種」にかけてコメントした。

前回の放送で、東日本大震災で大きな被害にあった宮城県女川町を盛り上げるご当地ヒーローに会いに行った大野は「もっといろんなヒーローに会いたい」と抱負を話すも、「ご当地ヒーロー担当ではない」とツッコまれていた。もしかしたら、大野はまたご当地ヒーローに会いに行く旅だったりして?

メンバーの旅と嵐らしい楽しいトークが好評だった企画の第2弾の放送が楽しみだ。

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