武井咲主演で4月スタートするドラマ『お天気おねえさん』（テレビ朝日系、11時15分～）に関ジャニ∞の大倉忠義が出演することが26日に発表された。このドラマは、朝の情報番組のお天気お姉さん・安倍晴子が天気の知識を生かして事件を解決していくという物語で、大倉は晴子と一緒に事件を探っていく警視庁捜査一課の刑事・青木豪太を演じる。

大倉はこの役柄について「“ゆとり”と呼ばれてしまうようなおっとりした男なんですけど、事件を解決していく過程で、豪太の存在がちょっとでもほっとできる存在でいられるといいな、と思っています」とコメント。無愛想で笑わないお天気お姉さん役の武井については「実際の武井さんは明るい女性だったので、撮影が楽しみ。普段は怖い人じゃなくて安心しました」と笑いを誘った。また、「天気予報を深く気に留めることはなかったですが、『お天気お姉さん』という存在には、すごく元気をもらっています」と語った。



武井は、「中学生のころ、関ジャニ∞の中では大倉さんがタイプだったので、実は共演できてうれしいんです！」とまさかの告白。この武井の発言に対し、ネットでは「これはエイターを敵に回してる」と反応するファンもいた。

28日に更新された、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny's web」内「関ジャニ戦隊∞レンジャー」では、大倉は連続ドラマに出演することが決まったことに「いやー、うれしい！！！」と喜びを大爆発させた。そして「武井咲ちゃんがリップサービスでうれしいことを言ってくださいましたが」と、例の「関ジャニ∞の中では大倉さんがタイプだった」発言を取り上げ、武井咲との初対面のときのエピソードを披露している。

それは、とあるアーティストのライブで大倉は武井を見かけ、そのことを武井に話したときのこと。すると大倉は武井に「あー、そーですか。そのアーティストさんに夢中で気がつきませんでした。よろしくお願いします！　と軽くあしらわれた」そうだ。何気ない会話の中で思いがけなく“撃沈”をしてしまった大倉は、「周りのモチベーションをあげてくれる彼女こそ主役ということなのだと早速勉強になった芸能界一年生m(＿)m笑。よし！がんばるぞ」と自らを鼓舞して締めくくった。

ファンの動揺を心配した大倉がこのように多少自虐的に紹介してくれたのかもしれないが、このエピソードからは、現在武井は大倉のことをまったく意識していない様子がうかがえる。少なくとも「そのアーティスト以下」の存在であり、「眼中にもなかった」と言われているわけであり、歯牙にもかけないといった雰囲気のようだ。これは武井のツンデレ戦法なんてことがない限り、ファンの心配には及ばなそう。

大倉も意気込んでいるドラマ出演。主演の武井とコンビを組むという主要な役柄なだけに、大倉の出番の多さを期待できそうなドラマが今から楽しみだ。