8月14日の『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ系）に嵐の櫻井翔が出演。「ホンマでっか!?運命の人」と題し、ゲストの独身女性（ダレノガレ明美、逢沢りな、たんぽぽ・白鳥久美子、椿鬼奴、遠野なぎこ、島崎和歌子、井森美幸）の中から、櫻井の理想に最も近い人物を学術的に特定するというスペシャル版でした。

登場早々、女性陣の第一印象を聞かれた櫻井。きれいどころのダレノガレや逢沢ではなく「真面目な話、井森さんがすごい素敵だと思ってます」と答えたことから井森は奇声を発し大興奮！　この思わせぶりな発言に、司会の明石家さんまは「お前、なんちゅうこと言うねん！」と猛ツッコミです。櫻井は「笑顔の多い人は素敵」と理由を明かしていましたが、この後も井森が「最初、人を見たら100から入る。そこからだんだんマイナスになる」と話すと、「僕もどっちかというと井森さんタイプ」と共感。再び井森を大喜びさせた櫻井は、さんまから「お前、井森をどうしたいねん！」と怒られていました。


さて気になる櫻井の「理想の女性像」ですが、その条件は6つ。1つ目は「人を立てることができる人」です。櫻井の周りには体育会系の人が多く、ジャニーズ事務所自体も縦社会であることから「好きになった人が自分の先輩に敬語とか使えなかったりすると嫌」とのこと。また2つ目は「人に流されない人」。例えば付き合った男性によって髪色や服装を変えたりするのではなく、自分のスタイルを持ち、ブレない人が理想。「僕がどう影響していってもそのままが良い」とキッパリ言い切ります。また3つ目の条件は「家族を大切に思う人」。自分の家族を大切にしている人ならば、共に築いた家庭も大切に思ってくれそうとのこと。これを見分ける方法として「フィクションの小説をたくさん読むかどうか」が問われ、女性陣の中で「はい」と答えたのが白鳥と鬼奴。小説を良く読む人は、相手の気持ちになって考えるのがうまく、そのため家族を大切にする可能性も高いとか。すると櫻井は「僕、白鳥さんのファンなんです」と、井森に続き白鳥にまで思わせぶりな態度。理由は「表情見てて飽きないんですよね」とのことでしたが、八方美人な櫻井に「うわ～、悪い男ねぇ！」（マツコ・デラックス）「お前ホンマに悪いやっちゃな！」（さんま）と再び集中砲火を浴びます。

一方、櫻井自身はノンフィクションを読むことが多いそうですが、さんまによると櫻井は、以前オリンピックの特番で選手にインタビューをした際、その選手の出した本を全て読んでから挑んだのだとか。さんまはこのエピソードを「感動した話」として披露したのですが、マツコはあらためて「やらしい男！」「ドスケベだよ！」と一蹴。櫻井の抜け目のなさに、なにか言ってやりたい様子でした。

続いて4つ目の理想の条件は「損得勘定で行動しない人」。5つ目も「裏表がなく、ウソをつかない人」とのことで、本音を言い合い、ケンカできる関係が理想と語ります。「『これって私にとって得かな？』とかが、その行動の理由になっているのはちょっと嫌」「思ったことをそのままぶつけてきてくれた方がうれしい」と、相手に素直さや誠実さを求めているようで、櫻井は意外にも「今回の歌、良くないわよ！」など、仕事についてのダメ出しも喜んで受け入れるそうです。そして、最後に挙げられたのが「同性からの信頼が厚い人」。例え自分と会う約束をしていても、同性の友だちが困っていたら「僕よりそっちを選んでくれた方が、この人信頼できるなと思える」と櫻井。もちろん寂しいし嫌な気持ちにもなるけれど、友人を大切にする姿から信頼感が増すと話しました。

さてここまでの条件に最も多く当てはまっていたのが、島崎と白鳥。脳科学評論家の澤口俊之氏によれば「櫻井さんの今までの理想の女性像というのは、基本的に頭が良い女性」だそう。また脳科学的に、頭が良い人は頭が良い異性を選ぶ性質があることから、「櫻井さん自身、頭がいいんですよ」と続けます。そこで島崎と白鳥は、最後に頭の良さを競うことに。櫻井が提示したカードとまったく同じものを素早く指差すというものでしたが、圧倒的な速さで勝利したのが白鳥。この結果に、先ほど「白鳥さんのファンです」と公言していた櫻井は「惹かれる理由があったんですね」と納得の様子。「ハグぐらいしてあげてよ！」との周りからの無茶振りに応え、白鳥をギュッと抱きしめてあげていました。

今回、理想の女性像を語り尽くした櫻井。その理想は、頭の回転が速くて視野も広く、相手を立てながらも己を強く持ち、それでいて周囲からの信頼も厚いまさに聖人君子でした。いずれ櫻井が結婚するとしたら、そのお相手はかなりの“できた女性”ということになりそうです。