「Myojo」で元Hey!Say!JUMP森本龍太郎が一般人扱いに!

2013.10.31

JUMPに龍太郎は戻らないの?



 

<アイドル誌チェック!!>

「Myojo」2013年12月号(集英社)、まず注目したいのはカラーの袋とじで登場した同誌の名物企画『裸の時代~僕がJr.だったころ~』。先月号までのA.B.C-Z編が終了し、今月号からはHey!Say!JUMP編がスタートしています。Hey!Say!JUMPのトップバッターは有岡大貴。Jr.で人気のあったメンバーが多く含まれていたこともあってか、デビューまでの期間が比較的に短く、デビュー後早々に東京ドーム公演を行ったり、山田涼介と知念侑李はNYCとしてNHK『紅白歌合戦』に出場したりと、一般的には「エリート街道を歩んできた」というイメージが強いグループ。ところが、有岡の口から出たのは、



「ずっとアウェーな感じしてましたね。うん。常にアウェーだった、俺ら。どこ行っても」

という意外なもの。Hey!Say!JUMPがなにに孤独を感じ、“エリート”が味わった苦しみはどんなものだったのか。知られざる奮闘を赤裸々に告白したインタビュー、ファンならずともご一読を!

グループとしてイバラの道を歩んできたNEWSは、9月15日の結成10周年を受けて、「11年目のラブレター」を誌上公開。メンバーひとりひとりが、ファン以外の支えてくれた大切な人たちへ感謝の気持ちをづつっています。小山慶一郎は母親や当初ジャニーズだということを隠して仲良くなった大学の親友へ、増田貴久はジャニーズに入る前からの親友やNEWSのサウンドを支えてくれた音楽プロデューサーへ、ストレートに気持ちをぶつけています。

加藤シゲアキは「NEWSを支えてくれている事務所の方々へ」と、裏方に徹しているジャニーズ事務所のスタッフとのほろ苦いエピソードを語っています。それは、山下智久と錦戸亮が脱退したときのこと。

「メンバーが6人から4人に減ったとき、それは残った俺たちの責任でもあるんだよって言われたこと。事務所に『なんでもいいから仕事が欲しい』って言いに行ったとき、『じゃあ、あなたには何があるの?』って返されて、何も答えられなかったこと。すべてが自分のおごってた部分を正してくれて、自分を見つめ直すいいきっかけになりました」

エンターテインメント業界においては「ジャニーズ」という看板は大きな威力を持っています。それでも、上は近藤真彦から、下は数百人にものぼるジャニーズJr.までさまざまな個性や能力を持ったプロの集まりであり、人気も実力も知名度も中途半端な中堅グループほど、実は仕事を得るのが難しいのかもしれません。タレントに甘いと言われているジャニーズ事務所ですが、こうやってタレントを発奮させ、加藤に至っては「小説」という新たなジャンルを切り拓いたのですから、操作術はさすがといったところ。

そして加藤のエピソードを聞いてより輝くのが、手越祐也の「『世界の果てまでイッテQ!』のスタッフさんへ」という文章。番組スタート当初は、芸人など話術に長けたレギュラー陣に圧倒され、「NEWSの中で目立ってない俺がなんで選ばれたんだろう?」と戸惑ったという手越。

「あるとき、プロデューサーさんが『手越くんは、相手が先輩だろうがなんだろうが、臆することなくガンガンいけそうって感じて。それで起用した』と言ってくれたとき、ちゃんと俺のことをわかって使ってくれたのが、すごくうれしかったです!」

ジャニーズといえども、番組内で居場所を自力で作らなければスポットライトを浴びることはできません。常々雑誌のインタビューでも「人生、何事も勝負」と言い切り、思い切った姿勢の手越だからこそ、街中で「いつも『イッテQ』を見てます」の一言をかけてもらえるほど、番組内でのポジションを確立したのでしょう。

このように芸能界という場所で悩みながらも輝く人がいれば、表舞台から去って“過去”になっていく人も。今月号の「Myojo」で間接的に触れられているのは、元Hey!Say!JUMPの森本龍太郎です。龍太郎といえば、2011年6月に女性週刊誌に未成年にもかかわらず喫煙写真が掲載され、そのまま無期限の活動休止処分を受けたまま。ジャニーズ公式ホームページ「Johnny’s net」のHey!Say!JUMPのプロフィールから名前を消され、高校卒業後も活動に関してはまったく音沙汰がありません。

一方で弟・慎太郎はジャニーズJr.としてさまざまなコンサートや舞台、ドラマに出演。Jr.の中でも人気を集めています。今月号ではその慎太郎が家族に関するインタビューを受け、家族構成が図で示されているのですが、龍太郎のところには「兄(18才)」と一般人扱い。先日、ジャニーズ事務所との専属契約を解除し、KAT-TUNを脱退した田中聖を兄に持つJr.田中樹の家族構成は「兄(聖・29才)」と書かれているだけに、その扱いの差が気になります。もちろん、聖の脱退が「Myojo」の制作進行状況では間に合わずに修正できなかったと推測できますが、前述のHey!Say!JUMP有岡のインタビューは、

「これからも、いちばん忘れられない瞬間、最高の瞬間を、ドンドンドンドン作ってくんだと思うんです。ファンのみんなと、この9人でいっしょに」

と、龍太郎が入っていない「9人」という言葉で締めくくられています。事務所からなんの発表もないまま、現時点でジャニーズとの契約が切れているのか、継続されているのか、判断できない状況ではファンとしては心もとない限りですね。

今月号は、エリートとして華やかにデビューしたものの「焦り」を感じているというHey!Say!JUMP、メンバーの脱退をくり返してどん底に落ちながらも自身の居場所を確立したNEWS、一瞬にして居場所を奪われた森本龍太郎と、光と影が表裏一体のアイドルの現実が見え隠れしていました。

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コメント

  1. 美咲♡涼介より 2013年10月31日 5:48 PM

    龍は絶対に帰ってくると、信じています。
    いつでもJUMPファンは、龍が笑顔で「ただいま」と言って帰ってくると信じています。
    だから、私達JUMPファンは龍が帰ってきたら、
    泣きながら、「おかえり」って言います。

  2. Jump大すきより 2013年10月31日 6:25 PM

    こういう記事で書いてあることは、
    確かです。いままでにもJumpの雑誌では
    「9人で」というキーワードはいろいろ
    でてきているので大丈夫だと思います!
    森本龍太郎君がジャニーズを辞める。
    ってなってもファンはそれを受け入れて
    あげなくちゃいけないと思います!
    辞めることが正式に発表されるまで
    信じて待っててあげましょう(^o^)/
    「おかえり」って言える日まで・・・

  3. あ?より 2013年10月31日 8:20 PM

    平成は常にアウェーだったのも理解出来るなデビュー当時の誹謗中傷凄かったし、
    この国の場合平成生まれ差別もあるしな。

  4. まいより 2013年11月01日 8:37 AM

    少年倶楽部の気になるJに慎太郎くんが出た時、家族構成書いてなかったから今回名前は書いてなかったけど、「兄18歳」って書いててわたしは嬉しかった!!!事務所もOK出したって事だよね??

  5. jumpingGIRLより 2013年11月01日 1:53 PM

    龍くんはJUMPに戻るのはもしかしたら無理かもしれない。そうなったら嫌だけど、こうなったのは龍くんが自分でやったことだから、仕方ないとも思う。龍くんの気持ちは龍くんにしか分からないことだから、うちらがどうこう言える立場じゃないんじゃないかな?
    でも、戻ってほしいっていう気持ちはみんな一緒だし、辛いのも一緒。だから今は、龍くんを待ちながら、9人のJUMPを応援することが大切だと思う。「おかえり」そうやって言いたいけど・・・

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