＜アイドル誌チェック!!＞

KAT-TUNの亀梨和也が表紙を飾っているほか、Hey!Say!JUMP中島裕翔がレギュラーモデルを務め、KinKi Kidsの堂本剛が連載ページを持ち、さらに今月は関ジャニ∞安田章大も登場している、男性ファッション誌「FINEBOYS」（日之出出版）11月号。まず、中島のグラビアから見ていきましょう。中島は「今季は迷彩アウターが激アツだってウワサ！」というタイトルで4ページにわたり7通りの迷彩柄のコーディネートを披露しています。迷彩のダウンベストにパーカー、迷彩のテイラードジャケットにスウェットパンツ……と、着る人を選びそうな組み合わせですが、中島がセクシーに男っぽく着こなしています。このコーディネートでここまでカッコよく見えるとは！　と驚くくらいです。以前も書きましたが、中島のモデルとしての才能はすばらしいですね。



表紙モデルを務めた亀梨和也は、「秋の激旬アイテム！　着まわしキング！」と題して、「男らしさ満点の着まわしコーデ」を紹介しています。赤チェック柄シャツ、ミリタリーブルゾン、ユーズド加工デニムパンツ、コーデュロイ地テスターコートなど、「FINEBOYS」のド定番アイテムを着こなしています。定番アイテムとはいえ、それを平凡なイメージでまとめてしまわないのは、さすが亀梨。中折れつば広ハットや黒ぶちウェリントンメガネなどの見慣れた小物も新鮮に見えるから不思議です。やはりファッションは着る人の雰囲気が大切ですね。

インタビューを見てみますと、「『時の流れに身をまかせ』っていう歌がありますけど、それこそが人生だと思う。ルールや計画どおりにやろうとしないで、そのときの感覚に素直に生きればいいんじゃないかな」と、27歳にしてはずいぶん達観した人生観を語っています。このインタビュー収録時にはまだKAT-TUNが4人体制になることは発表されていなかったためか、その件については一切触れられていませんが、「何かが頭に浮かんでもやるかやらないかは自分のチョイス。振り返ったときに結果はどうあれ、そのチョイスにその瞬間真摯に向き合えていればいい」とも語っており、予期しないことが起きても動じない頼もしさを感じます。

また、インタビュアーから「デートのときもノープラン？」と質問されると、「そうですね（笑）。プランニングはしないけど、起きた出来事に対してプラスαで自分なりのアクションを起こしたいというのはあります。たとえば、急遽ホテルに泊まることになったとして、スイートルームが空いていれば思い切って泊まっちゃう、みたいな」と、大人っぽいデート術も披露していてドキドキ。亀梨とスイートルーム……思わず妄想しちゃいますね！

関ジャニ∞のおしゃれ番長、安田章大は「ガッチャ」というサーフブランドの新作紹介ページのモデルとして登場。赤いパンツやピンクのシャツ、ナバホ柄の刺繍が施されたカットソーなどを着ています。いつもの安田のイメージとは少々違いますが、ふだんからいろんな服を着慣れているだけあり、さすが「こなれているな」と思わせられます。いつも「こなれ感」を重視している「FINEBOYS」にあって、安田のこなれ感は格別です。

堂本剛の連載ページ「気ままなオフ・スタイル　宇宙人に逢いたい」は、今月は釣り具専門店を訪問。釣りは剛の趣味のひとつ。「釣りは、仕事と関係がないぶん、いろんなことを考えられるのもいいんですよね。黙々と釣り竿を操っていると、気持ちの整理ができて、取捨選択がおのずと見えてくる」のだそう。釣り竿を持って物思いにふけっているような剛のショットが印象的です。今回も、ハードなレザーブルゾンにハーフパンツ、キラキラローファーにベレー帽と、どれもこれも主張が強いアイテムをすべて剛色で染め上げる個性的なファッションを見せています。自ら語るコーディネートの“ツボ”と併せてチェックしてみてください。