＜アイドル誌チェック!!＞

10月からスタートした秋の新ドラマの話題など、気になるニュースが満載の「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）10月20日号。

嵐関連記事の中では、相葉雅紀の冠番組『相葉マナブ』（テレビ朝日系）の撮影現場レポートが秀逸！　10月12日オンエア分のため実際の放送はすでに終了しているのですが、オンエアには出ていない未公開部分も記事には掲載されています。



例えば当日のテーマになった（動画撮影などに使える）リモコンヘリを紹介しながら「でも、お高いんでしょう？」とボケる相葉に、アンジャッシュ・渡部建が「そういう番組じゃないから」と即ツッコミ。自分たちのプロデュースで空撮映像を撮る企画では、ロケ地・としまえんでフライングパイレーツに乗り込もうとするものの、実は絶叫マシンが苦手な相葉と渡部のせめぎ合いがあったのだとか。相葉が「じゃあ、俺がやるよ」とダチョウ倶楽部風に誘導しようとすると、「どうぞどうぞ」と見送られてしまったそうで、もう一人の出演者・ハライチの澤部佑とマシンに乗せられ、アイドルなのにマンガのような“ビックリ顔”を撮られてしまう始末……。今回は特に“マナブファミリー”とのチームワークのよさが伝わるショットが多いので、番組を見た人も必見です。

今号の表紙を飾っているのは、宮藤官九郎が脚本を手がけることでも話題のドラマ『ごめんね青春！』（TBS系）に主演している関ジャニ∞錦戸亮。ドラマの中ではちょっとヘタレだけど心優しく、生徒や周りの人々に愛される教師・平助を演じている錦戸ですが、インタビューではなかなか手ごわい“ツンデレ”を発揮しています。

例えば、役柄にちなんで“学生時代に平助のように信頼できる先生はいましたか？”の質問には「世の中みんな、“金八先生”じゃないでしょ（笑）」、“振り付け師など、恩師からのアドバイスで覚えている言葉は？”にも「（具体的には）言わないっす、そんな」。最後に“ベタな質問ですけど、ドラマのタイトルに引っ掛けて……”と振られて、「ないっすね、『“ごめんね”と思うことは？』……でしょ？」と即答！　実はドラマが決まって以来、よく同じ質問をされているそうで、錦戸自身は「僕、ごめんねと思ったら『ごめんね』って言いますからね。すぐ謝ります。（中略）（謝るくらいなら最初からキツく）言うなよって思うんですけどね（笑）」という感じなのだとか。

終始サバサバした雰囲気のインタビューですが、タイトルの“青春”という言葉からイメージするのは「今の関ジャニ∞のメンバーとかと過ごしてて、夏になったら一緒に舞台やったりとか、それが青春やったと思いますけどね。デビューする前にみんなで先輩のバックについたり、ホテルで誰かの部屋に集まって、ずっとしゃべってたり」と、ちょっとホロリとさせられる思い出も語っています。

その『ごめんね青春！』に生徒役で出演している重岡大毅のグループ・ジャニーズWESTは、新曲「ジパング・おおきに大作戦／夢を抱きしめて」を10月8日にリリース。インタビュー前半では「ジパング～」の曲のテイストや振り付けについて、それぞれが注目ポイントを語っているのですが、いかんせん口が達者なメンバーが7人もいるため、後半に質問された小瀧望は「見事に思っていることをみんなに言われてしまって……。とにかく、………すごいイイ曲ですよね」と普通すぎる回答。「コメント、うっすー（笑）」（重岡）、「オブラートばりに薄いわ（笑）」（藤井流星）とメンバーから総攻撃を受けるのですが、さらにもう1曲の「夢を抱きしめて」についてもひとしきり他のメンバーによる解説が終わったところで「ですよね？　小瀧さん？」（桐山照史）と詰め寄られ、小瀧も「まとめるとすると、すっごいイイ曲です」と苦笑い。

新曲の話とは別に、今回なぜか話題に上がったのが“（ワイドショーなどの）番組のテロップで顔が見切れる”問題。7人が並んで映ると、背の高い藤井と濱田崇裕がよく見切れてしまうとボヤいていたのですが、「濱ちゃんは“それ担当”って感じのところもあるもんなぁ（笑）」（重岡）、「でも、濱ちゃんが隠れてくれると安心感があるけどな」（小瀧）と、メンバー内でもなぜか“見切れ担当”扱いに。これには濱田本人も「どういうことや！」とプチご立腹でした。にぎやかな大所帯のグループも、裏ではなにかと苦労が多いようです。