＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
井ノ原快彦（V6）

「待っていてくれたファンのみなさんにもやっと恩返しができる」

大晦日に放送される『第65回NHK紅白歌合戦』の出場者発表会見が、26日に開かれた。初出場の歌手の中には、デビュー20年目のV6も名を連ねた。『紅白』の総合司会を務める有働由美子アナが発表会見の司会も兼ねており、「すごくやりにくいというか、パンストをはかないで出てきたような……」とV6を紹介。さらに『あさイチ』（同）で共演する井ノ原快彦に「いつもの定位置に来てくれない？」と司会台まで呼び寄せるなど、仲の良さが垣間見える一幕も。彼女らしい仕切りで、“相方”が所属するV6の初出場を祝った。



下馬評の段階で、『紅白』初出場がささやかれていたV6。井ノ原と有働アナが司会を担当している『あさイチ』は、今年5年目にして、視聴率で他の情報番組を寄せ付けないままの好調をキープ。岡田准一は、大河ドラマ『軍師官兵衛』の主演を務めており、長野博は『晴れ、ときどきファーム！』（BSプレミアム）、三宅健も『みんなの手話』（NHK Eテレ）出演と、メンバーのNHKへの貢献度は高い。選出理由の詳しいところはベールに包まれているものの、V6がジャニーズの出場枠を過去最多の“6”に引き上げたのは言うまでもない。

井ノ原は「V6は20周年を迎えるのですが、初出場で新人ぶってしまってすみません。正直、ないだろうなと思っていた（『紅白』に出られて）、そんなありがたいことってない。実感はないが、特別なものだという意識はある。95歳になる祖母が喜んでくれると思うし、やっと親孝行ができるなという思いと、待っていてくれたファンのみなさんにもやっと恩返しができる」と素直に喜びを語った。

岡田は「20周年を乗り越えてきた、6人の絆をうまく出せて、いい年のとり方をしたなと言ってもらえるグループでいたい」と気持ちを新たに。三宅健は「近所のイタリアンのおじさんに見てほしい」と話し、“新人らしい”コメントを各々が口にした。ステージでバック転を披露するかを尋ねられた井ノ原は、「リーダー（坂本昌行）の腰と相談したい」と前置きしながらも、前向きな発言も。12月31日の本番が楽しみだ。

そして発表翌日、27日の『あさイチ』でのオープニングトーク。当然のことながら『紅白』初出場決定の話題となり、会見のもようがリピートされた。会見VTRが流れるも、ハイライトは「有働さんは総合司会を3年連続務めていますが、特に昨年のドレスが印象に残っている。今年もどんなドレスか楽しみ」と井ノ原が有働アナをイジった場面。ほかにも、スタッフによる手づくりのメッセージが楽屋に置かれていたというサプライズが井ノ原から披露されたり、共演の柳澤秀夫NHK解説員から「他人事じゃないんだよ。家族が決まったみたいな」と興奮を抑えきれない様子が映し出されたり。いろんな期待を背負って『紅白』に出演する井ノ原、本番ではぜひ20年分の思いを込めたパフォーマンスを披露してほしい。