【ざわつきニュース10月～12月前編】

テレビ、ラジオ、コンサートなどを通じ、日々さまざまな話題を提供してくれるジャニーズタレントたち。ときにはジャニーズファンが中心となって起きた珍事も起こり、ジャニーズをめぐる話題は事欠きません。そこで今回も2014年10月～12月にファンが“ざわついた”ネタを、ジャニーズ研究会の独断と偏見でセレクトしました！


■女優・足立梨花のTwitterにジャニーズJr.高橋颯が登場？

10月12日、ジャニーズJr.の阿部顕嵐主演ドラマ『近キョリ恋愛～Season Zero～』（日本テレビ系、7月～10月放送）に出演している足立梨花が、Twitterに撮影現場の写真をアップ。すると、部屋の端に同作にも出演しているJr.高橋颯らしき人が「写り込んでいる」とJr.ファンの話題を集めました。ジャニーズ事務所といえば、ネット上での画像の掲載には厳しく、特に他事務所のタレントが勝手にアップする行為は業界のタブーとされています。単なる見落としだとしても大問題になりそうなものですが……。

その後、足立はこの写真について「えーとある人が写ってると言われましたが…うん。違いますよ。笑」「現場でも似てると言われてましたが、録音部さんです。笑 ご本人ではありません」と、高橋の名を出さずに疑惑を否定。たしかに写真に写っている“高橋風”の男性は音声機材を持っていますが、顔つきや、肌の色、髪型も高橋にソックリ！　ファンからも「本人かと思った」「似すぎ」と驚きの反応が続出した、珍しい一件でした。

■渋谷すばる、ラジオで「村上はアソコがデカイ」と暴露

関ジャニ∞・渋谷すばるがパーソナリティを務めるラジオ番組『関ジャニ∞渋谷すばるのスバラジ』（NACK5）。堂々と下ネタトークを披露するなど、自由奔放な発言も目立つ番組ですが、11月1日放送回では渋谷からメンバーの局部について爆弾発言が飛び出しました。

番組冒頭から「あのー、村上（信五）って●●●（規制音）デカイなって話なんですけど」と切り出した渋谷。テレビ収録の本番前にトイレに行った際、アソコがデカイ外国人が便器に向かって“鋭角”に用を足していたそうです。村上もまったく同じやり方でトイレを済ませるといい、外国人のスタイルを見て「あ、村上ってやっぱり●●●デカイねんな」と、改めて実感したんだとか……！

その後も渋谷は「村上さん恐るべしです。もう、ツチノコですから。僕は本当に懸賞金貰ってもいいレベルまできてると思ってる」「テレビ見たらみなさんも『あ、もうツチノコだ』と。『ツチノコが仕切って喋っとるな』ってことでいいんですよ」と“舌好調”。番組の最後にも「村上のツチノコ」と一言つぶやいたためTwitterも騒がしくなり、Twitterのタイムライン（フォロワーのつぶやき）が「『村上のツチノコ』で埋まった」という声も。今後は村上の姿を見るたびに「ツチノコ」というワードが頭をチラついてしまいそうです。

■嵐のNHK特番で登場した「小籠包ニノ」という不思議ワード

11月7日に放送された、嵐のドキュメンタリー番組『嵐 15年目の告白 ～LIVE＆DOCUMENT～』（NHK）。嵐が9月19日・20日（現地時間）にハワイで開催した15周年記念コンサートの裏側に迫ったものですが、番組開始早々からファンが騒然となる事態が発生。ハワイ公演の客席のファンが持っていた「小籠包ニノ」と書かれたプラカードが映し出され、「どういう意味？」と話題になったのです。「小籠包ニノ」という言葉はTwitterやネット上の実況板などを駆け巡り、瞬く間にTwitterのトレンド入り。ワクワクしながら番組を待機していたところ、突如として現れた「小籠包ニノ」に心を奪われてしまった視聴者も多かったようで「小籠包ニノってなに？」「小籠包ニノに笑った」「シュールなうちわ」と、大賑わい。

その後は、ファンの間でこの「小籠包ニノ」の意味について検証が行われることに。二宮和也が「ROLa」（新潮社）2014年5月号のインタビューで、アジアツアーで台湾を訪れた時の思い出について聞かれ、「ひたすら食べたね、小籠包（笑）。小籠包しか食べてないんじゃないか？ってぐらい……ほんっとにずっと食べてたよ」と答えていたことを指しているのではないかという説や、2007年発売のDVD『ARASHI AROUND ASIA Thailand-Taiwan-Korea』のメイキングで二宮が「小籠包」を妙なアクセントで発している場面のことではないか、との説が浮上。また、「小籠包＝かわいい」という意味だと主張する人や、この見解を「中国語でも小籠包は小籠包」と否定する声が出たものの、いまだ真相は謎のままです。

■棒読み演技が伝説化した佐藤勝利、演技力の無さ自覚でファン騒然

かねてより独特の言い回しなど演技力が話題になることが多い、Sexy Zone佐藤勝利。12年放送で初のドラマ出演作『ハングリー！』（フジテレビ系）での“初々しい演技”は視聴者に衝撃を与え、特に第1話で「父ちゃ～ん、野菜泥棒がいるよ～」と棒読みで台詞を発したシーンは、もはや伝説。13年放送の山下智久主演『SUMMER NUDE』（同）や、同年秋の初主演ドラマ『49』（日本テレビ系）では『ハングリー！』に比べて「上手くなってた」という評価があがっていたものの、いまだぎこちなさの残る演技がたびたび話題になります。

そんな佐藤が「duet」（ホーム社）2014年11月号のCDデビューからの3年を振り返るインタビューに、「でも、思い出すとちょっと苦しくなる過去もあるな…。それはドラマ初挑戦だった『ハングリー！』」と切り出し、

「すごくいい機会をもらったのに、自分自身、納得できない部分がたくさんあったんだよ。自分で『演技ヘタだな』って思っただけじゃなく、そんな評価も耳にして…くやしかった。なんとか『あの経験がなければ“どうしたら演技がうまくなるんだろう”って考えなかったかも…』って、プラスにとらえるようにはしてるけどさ」

と、後悔の念を吐露したのです。これに対し、ファンは「ああいう役じゃなかったのか」「そういう演技なのかと」「自覚してたのか」とビックリ。とはいえ、佐藤自身はその時の悔しさは『49』で主役をやった時にも拭いきれなかったそうですが、「でも、それでいいんだよね。すべてに満足してたら上をめざせないもん」と前向きに発言。その向上心で、いつかは「野菜泥棒」をファンの脳裏から葬り去ってほしいものです。