今年の3月で高校を卒業したSexy Zone・佐藤勝利。ファンの間では大学進学がウワサされていたものの進路が不明のままになっていましたが、4月7日発売のアイドル誌で、佐藤自身が気になる“新生活”について語っています。



中島健人が明治学院大学、菊池風磨が慶応義塾大学に在学中のSexy Zone。佐藤は「Myojo」2014年7月号（集英社）で「受験勉強をして大学に進学するのか、受験しないで仕事に専念するか、正直今は迷ってる」とコメントしていましたが、その後は進路に関して具体的な報告がないまま。そんな中、今年1月には舞台『ジャニーズ・ワールド』に、進学指導などを行っている「株式会社ホープス」から佐藤宛の花が届いていたことがファンの間で話題になりました。しかし、大学に合格したのならば発表がありそうな3月末の『Sexy Zone Sexy Power Tour』横浜公演でも進路の話題には触れられませんでした。

ファンは長らくヤキモキしていましたが、「duet」2015年5月号（ホーム社）では、佐藤から意外な言葉が飛び出しました。「これから始めたいと思っていること」というテーマに対し、

「新社会人の一歩を踏み出したい！　理想は『ひとり暮らしをする』なんだけど、高校卒業したてじゃ、まだ早いよね～。いまはインターネットの“お家検索サイト”を見て、ひとり暮らしのイメージをふくらませてるところ」

と社会人になることを示唆しているのです。さらには「学生時代は体育の授業でスポーツする時間があったけど、社会人になったら、自分からすすんで体を動かすようにしないとダメだよね」とも語っており、やはり学生生活と別れを告げたよう。

また、佐藤は「Wink up」2015年5月号（ワニブックス）でも、

「物心ついてから“学校がない”って経験がないじゃん？　かなりとまどってるよ。早起きしなくていいのはうれしいけど、あんまりダラダラしたくないから、学校に行っていた時間を自分の身になることに費やしたいなって思ってる。カフェで読書したりしてるし、あとは音楽の勉強もしてみたいなって思ってるよ」

と、近況を報告しています。取材時は高校を卒業して時間を持て余していたのかもしれませんが、もし進学の予定があるとすれば4月からの学生生活に向けたコメントがあってもよさそうなもの。

これらの発言にファンからは「『新社会人の一歩を踏み出したい』って、これはつまり大学行かないってことだよね？」「『物心ついてから“学校がない”』って、そういうことなのかな」「今回の雑誌でより決定的になったね。勝利の選んだ道、応援する」と驚きの声や、佐藤の決断を前向きに捉える意見などさまざまな反応が見かけられます。中には「勝利、一人暮らしするの？」と困惑するファンのコメントも見受けられ、急激に大人への階段をのぼりはじめた佐藤に「女性を連れ込むためでは」と、気が気でないようです。

一方、グループで佐藤の次に年下の松島聡は、同じく「duet」で、

「ボクもついに、この春から高3になったよ。大学に進学するかどうかは、正直、まだ迷ってるんだよね。行きたいっていう気持ちが少しでもある以上は、選択肢を増やすためにも、受験勉強には取り組もうと思ってる。うちのグループには受験の先輩がふたりもいるから、勉強のコツや心構えはバッチリ教えてもらえるんだ」

と、「受験の先輩がふたり」と言い切った上で、高校卒業後は進学も視野に入れていることを明かしていました。

佐藤は「進学しなかった」とハッキリ明言しているわけではありませんが、社会人生活を匂わせていることからも、現段階では進学の道は選ばなかったようです。とはいえジャニーズには、KAT-TUN・中丸雄一のように高校を卒業して6年が経った08年4月、24歳で早稲田大学人間科学部eスクール（通信教育課程）人間環境科学科に入学した例も。佐藤の場合も今後また考えが変わる可能性はあるかもしれませんが、ひとまず「アイドル1本」と決意した彼の活躍を見守りたいですね。