＜アイドル誌チェック!!＞

さわやかな笑顔の福士蒼汰、セクシーな大人の魅力が滲み出る斎藤工ら、近年では幅広いイケメン俳優が人気を博していますが、日本が誇る美少年の宝庫といえばやはりジャニーズ事務所。ひとえに美少年といっても王子様系・ワイルド系・セクシー系とさまざまなタイプが存在します。先日トーク番組『ライオンのごきげんよう』（フジテレビ系）に出演したA.B.C-Z塚田僚一が、自身の独断と偏見で「ジャニーズ王子様ランキング」を発表しファンの間で話題を集めていましたが、アイドル自身は自分の顔をどのように思っているのでしょうか。



そんな素朴な質問をSexy Zoneのメンバーにぶつけているのが、「POTATO」2015年5月号（学研パブリッシング）。そこには、興味深い回答が出揃っています。

「自分の顔は好きかって？　恥ずかしいなぁ。まぁでも残念ながら…好きっすね。すみません（笑）」と予想通りのナルシストぶりを披露したのは中島健人。とはいえ、いまよりまつ毛を長くしたいという願望があるそうですが、「そうしたら、女子から『まつ毛長いねぇ』と言われて、うらやましがられるじゃん。で、必然的に女の子としゃべる機会も増えそうだから」と、ここでもキャラ通りの下心満載な理由を明かしていました。

その中島が、一日だけなりたい顔は嵐の松本潤、美形な顔で思い浮かべるのはHey!Say!JUMP山田涼介なのだとか。中島いわく、2人もエキゾチックな顔で、「そういう系統の顔が好きなのかも」とのこと。ちなみに、「ポポロ」2015年4月号（麻布台出版社）の「好きな顔グランプリ」20代部門では、1位が山田で、2位が中島。2位に甘んじてしまったことへの悔しさと山田への憧れが、中島の心中にあるのかもしれませんね。

「自分の顔は嫌いじゃないよ。この顔になれちゃったから、好きっていう感覚もないけど」とクールなのは菊池風磨。そんな彼が「隣にいるのが申し訳なくなるぐらい、美しい」と絶賛するのが、現在ドラマ『アルジャーノンに花束を』（TBS系）で共演中の山下智久。共演経験のあるSMAP中居正広や、食事に行くなどプライベートでの交流がある嵐・櫻井翔は「カッコいい感じ」で、山下は「美しい」のだとか。ファンが画面を通じて見るのとは異なり、先輩アイドルのまとっている雰囲気を目の当たりにすると魅力が細かに分かれるのかもしれません。菊池は3人の先輩を「それぞれに時代をつくっている顔」と評していますが、色気とイタズラっ子のようなかわいさが同居する菊池も今までのジャニーズにはいないタイプの顔立ち。ぜひとも次世代の「時代を象徴する顔」になれるように活躍してほしいですね。

前述の「好きな顔グランプリ」10代部門で、「完ぺきな美しさ」と絶賛され1位を獲得した佐藤勝利。しかし、今号の「POTATO」では、「じつは写真に撮られることが苦手なんだよね」「初めて“画面”で自分の顔を見たのは、POTATOの撮影のとき。ヘンな顔だな～って思った」とネガティブな発言を連発しています。アイドル誌では時々アイドルの自撮り写真を載せていますが、佐藤の場合は総じてぬぼ～っとした覇気のない顔だったり、二重あごになってしまうような角度から写したりと、自撮りが下手すぎてネット上ではまとめページがあるほど。本人も「自撮りは苦手」と常々公言していますが、今回のインタビューでは「オンとオフの顔は結構違うかな」と、オフの際はどうしても眠そうな顔になってしまうと告白しています。

そんな佐藤が男前だと思った人は、KinKi Kids堂本光一。塚田も「ジャニーズ王子様ランキング」で、自身に次ぐ3位に光一を挙げていましたが（1位はV6岡田准一）、佐藤も「『キレイ、本物だ』って圧倒された」と語っており、美少年揃いのジャニーズ事務所でも光一のビジュアルが突出していることがうかがえます。

佐藤はもう一人カッコいいと感じる人を挙げているのですが、それがA.B.C-Z戸塚祥太。「言うこと、考えてること、生き方、着ている服、声、ダンス、作詞・作曲すべてがカッコいい」と最上級の賛美を送っています。佐藤と戸塚の仲の良さはファンも知るところですが、戸塚はバンダナ丸メガネという独特なファッションで『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）に出演したり、コンサートや舞台のあいさつで意味不明な言葉を発したりと、「奇行伝説」の持ち主。仲がいいのはファンとしても喜ばしいのですが、正統派アイドルと名高い佐藤が戸塚の影響を受けないように願うばかりです。