ゲストに女優・志田未来を迎えた6月3日放送の『関ジャニ∞のジャニ勉』（関西テレビ）。「∞と一緒にしたいねん」のコーナーでは、志田の「少女マンガみたいな恋がしたい」というリクエストに応え、女子がキュンとするシチュエーションに挑戦しました。



まず、頭を優しくポンポンと叩く「頭ポン」に挑んだのは大倉忠義。大倉が部活のキャプテン、志田がマネジャーという設定で、試合に勝てるかどうかを心配するマネジャーを、キャプテン大倉が「絶対大丈夫だって。だって未来もスゲー頑張ってくれてるし」と言った後、アドリブ＋頭ポンで励ますというシチュエーション。『100回泣くこと』『クローバー』など、王道恋愛映画への出演経験もある大倉には期待したいところですが、大倉が「未来はオレのために頑張る……」と謎のセリフをつぶやきながら振りかぶるようにして手を伸ばしたため、怖くなった志田は思わず後ずさり。それでも大倉がそのまま志田の頭をわし掴みにしたため、メンバーも「コラコラ!!!」と止めに入ります。志田は「もうちょっと優しい感じを想像してたんですけど……」と肩を落としますが、大倉はすっかり開き直り「人によって違うから」とバッサリ。気圧された志田は「あ……、そうですよね……」と苦笑せざるを得ませんでした。

続いては丸山隆平が、男性が女性の肩にもたれかかる「肩ズン」に挑戦。設定は、付き合って間もない男女が公園のベンチに腰掛け、彼女が元気のない彼氏を励ますというもの。丸山は一言アドリブを入れた後で肩ズンすることになりますが、丸山が「最近震えて震えて、止まらないんだ……」となぜかベンチの端で震え出し、「なぜだと思う？　ずっと未来に会いたかったから」と肩にもたれかかったため、ここでも志田は苦笑せざるを得ず。その後も一発ギャグを繰り返してスタジオを凍らせる丸山に対し、志田は「『肩ズン』以前に、『なんでこの人と一緒にいるんだろう』って」と、そもそも丸山と付き合う要素が1つも見つからないと、正直な感想を述べていました。

さて、この日最も視聴者の関心を引いたのが、最後に「袖クル」に挑んだ渋谷すばるでした。「袖クル」とは、台所に立つ彼女の背後から優しく彼女の服の袖をまくることで、設定シチュエーションは、渋谷の誕生日に料理を振る舞ってくれるという志田の服の袖を渋谷がまくってあげて、甘いセリフを言うというもの。しかしこの設定に対し「すっごいことしか思いつかへん……」と下心をちらつかせる渋谷。危機感を感じたメンバーは「あかんて！」「あなたの考えてるすっごいことって、たぶんオンエアできへんことやと思うから！」と一斉に止めに入ります。その後「（相手は）女優さんやで」との忠告に「おう。オレもジャニーズやで」と、さも理解したかのように返していた渋谷ですが、煩悩を抑えきれなかったのか、危険な行動に出てしまいます。

志田の後ろから手を回し、「ちょいちょいちょい！　ちょっと待って」と袖を勢いよく引っ張り上げた渋谷。そこまでは良かったものの、低音で「これが……にんじん……」とささやいたかと思いきや、目の前にあった人参を縦に持って志田に握らせるというセクハラまがいの行動に出たのです。慌てたメンバーは「終了～!!」と渋谷を取り押さえ、これにスタジオは大爆笑。渋谷は「人参の皮の剥き方教えたろ思ったのに！　なんやねんお前ら！」と、“彼女が料理下手”という設定だったと釈明していましたが、番組を見ていたインターネット上の視聴者も「それアウトやすばるくん！」「すばるくんやばい」「【速報】ジャニ勉ですばるくんが志田未来にニンジンを握らせる事件が発生」と大騒ぎする事態に。ファンからは「私もにんじん持たされたい」との声が相次ぎました。

番組の最後、「頭ポン」「肩ズン」「袖クル」のうちどれが一番キュンと来たかを尋ねられ、「（今回の企画自体を）できればなかったことにしたいです」と肩を落としていた志田。2日放送の『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』（日本テレビ系）では恋愛経験ゼロを告白していましたが、純朴な彼女が夢見る「少女マンガのような恋」が、今回の企画で打ち砕かれていないといいのですが……。