＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
横山裕（関ジャニ∞）

「成人式行ってないの、タッキーのせい」



タッキー＆翼の滝沢秀明が、『行列のできる法律相談所』（7月12日放送、日本テレビ系）の“私あの人の事を妬み嫉みましたSP第4弾”にゲスト出演した。番組冒頭、MCの東野幸治から「妬んだり、ジェラシーみたいなの、ないでしょ？」と話を振られた滝沢は、「まあ人間なんでね～。ジャニーズにいると、このテーマはきついですね」と思わせぶりな発言をしてみせた。さらに東野が「1回ジャニーズをやめて、滝沢としてしゃべろか？」と続けたことから、滝沢には妬む相手がいて、当然その実名が聞けるに違いない！　と期待が膨らんだ視聴者も多かったはず。

ところが、滝沢が妬む相手は……というと、「人を妬むことはないですね」とあっさり。その代わりに、逆に滝沢を妬んでいたとして、あるアイドルが登場した。それが、関ジャニ∞横山裕。以前から「自分たちが売れてないのは、タッキーがデビューせぇへんからや！」というような妬み節を繰り返してきた彼。今回は、“それだけじゃないで～！”とばかりに、機関銃のようにぶっちゃけまくった。

1つ目のエピソードは、横山のジャニーズ入所にまでさかのぼる。事務所のオーデションを受けた際、当時Jr.のトップに君臨していた滝沢が審査員席にいたのだが、横山は同い年の滝沢に“×”をつけられたのだという。滝沢いわく「みんなダンスの練習をやっているときに、寝転がってやる気のない男が一人いたんですよ。コイツはないなと思って“×（バッテン）”にした。そしたら受かってるんですよ」「ジャニーさんがOKにしたらしいんですよね」という言い分と横山合格の内部事情を明かした。“ジャニーさんに見初められて今の自分がある”という解釈で留めれば横山の株も上がるだろうに、「滝沢は僕のことをジャニーズ失格にしました」と恨みつらみに持っていくところがさすが横山！

これでは終わらず、滝沢に対する妬みをさらにもうひとつ。それは、彼らの成人式のこと。当時は恒例だった、「ジャニーズ成人式」に、関西Jr.だった横山、村上信五、渋谷すばるは呼ばれず、櫻井翔・滝沢・今井翼がファンに祝われている姿をワイドショーで見たという。ジャニーズの成人式に呼ばれるとスタンバっていたのに呼ばれず、さらに「地元の成人式にも“なんで、お前ジャニーズの（式に）呼ばれてないの？”と言われるのが怖くて行ってない」という屈辱を横山はいまだに根に持っているようだ。それを「成人式行ってないの、タッキーのせい」だと思うことで、長年整理をつけ続けてきたらしい。

トークテクニックの上昇とともに、円熟味が出てきた横山の妬み芸。番組中、滝沢は「妬む時間がもったいないから、人を妬まない」と話していたが、今度は「妬まれる側」としての滝沢の本音も聞いてみたいものだ。