カッコよく決めきれないのが嵐の魅力!? 『ワクワク学校』で見せたトホホな姿

2015.7.22

嵐にカッコよさは求めてないッス



嵐が先生となり、四季をテーマにした授業を通じて日本の文化や伝統の大切さを伝える『嵐のワクワク学校』。2011年から恒例のイベントとなっていますが、今年は生徒役としてHey!Say!JUMPが入学し、大いに盛り上げました。7月15日の『ザ少年倶楽部プレミアム』(BSプレミアム)では、6月28日に開催された東京ドーム最終公演の一部が放送されました。



櫻井翔が担当する「新年」の時間では、兵庫県西宮神社で毎年1月9日に行われる「十日戎開門神事福男選び」を模した福男レースを開催。今年の一番福の称号を手にした志和智徳さんもゲストとして参加します。“先生”の櫻井はスタート直後から先頭を走り、後方支援を頼まれた松本潤、相葉雅紀、大野智の3人が手を繋いで志和さんの行く手を遮りますが、志和さんは物ともせずあっさりと抜き去り、1位に。櫻井は懸命に逃げるも力尽き、Hey!Say!JUMP中島裕翔にも抜かれて、結局3位でゴール。「今(スクリーンのリプレイ)映像を見てわかったけど、階段と、カーブに足が対応してない」と、志和さんだけでなく、後輩の中島にも抜かれた自分のふがいなさに肩を落としました。

情けない姿を見せてしまった櫻井ですが、国民的アイドルでありながも等身大で飾らない嵐の姿勢は、「尊敬する先輩」として多くの後輩に慕われています。例えばジャニーズWESTの濱田崇裕は、『VS嵐』(フジテレビ系、2月19日放送)に出演した際に、ドラマの収録中に通りかかった松本に緊張のあまり「俳優のフリ」をしてあいさつしたところ、深々と頭を下げられたことを明かしていました。普段から偉ぶらず、風通しの良い環境を作っているからこそ、中島も本気を出せたのでしょう。

全力疾走で盛り上がった後は“10年後の抱負”をテーマにトーク。放送では割愛されましたが、この全容は「TV LIFE Premium vol.14」(学研パブリッシング)に掲載されています。

授業の資料として提出された2008年版の“10年後予想”(シングル「Beautiful days」収録のフリートーク)では結婚や家族について語っていた嵐ですが、全員が30歳を越えた現在、気になることはもっぱら体の変化について。10年後に本厄となる二宮和也について、松本は「いや~。オレ、ちょっと心配! 10年後、彼が動けているのか」とメタボ気味の体形を鋭く指摘。これに対し二宮は、自分でも丸くなってきたと自覚しながらも「でもこういうやつが、意外と健康志向で生きる可能性があるかもよ」とお茶を濁していました。

またトークは、Hey!Say!JUMPの“食事の会計事情”にも及び、山田涼介が知念侑李に「僕の携帯の連絡先の登録の仕方、涼介じゃなくて“財布”なんです。そこまでいくとあれなので、自分で払うという抱負を持って欲しいなって」と要望する場面もありましたが、食事代と言えば二宮も出さないことで有名。櫻井に「二宮さんね~? お金を払わないってどう思いますか?」と揺さぶりをかけられると、「由々しき事態ですね」と自分を棚に上げますが、「ましてやですよ? 同じメンバーの事を財布と呼ぶ。これについてはどうお考えですか?」と畳み掛けられると、「信じられない! 払うべきだよ。ちなみに私は皆さんの連絡先を“メインバンク”で入れてます!」と、知念の上を行くタカリ気質を白状し、会場は爆笑に包まれました。

相変わらずカッコよく決めきれない嵐ですが、ファンはその姿に癒やされてました。メンバーの予想どおり、10年後も変わらずに健康で活躍し続けてほしいものです。

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