タレントで東京海洋大学客員准教授という一面も持っている「さかなクン」。彼をゲストに迎えた9月13日放送の『誰だって波瀾爆笑』（日本テレビ系）に、“さかなクンとの関係が話題になっているアイドル”として、ジャニーズの中山優馬がVTR出演した。



というのも中山は以前より、さかなクンに似ているとファンの間でも話題に。7月10日に放送された『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）では、中山の新曲披露前にさかなクンがVTRでメッセージを寄せており、今回がVTR越しの2度目の共演となった。『ミュージックステーション』では「（パフォーマンスを）スッギョイ頑張りたいと思います」と“さかな語”で意気込みを語っていた中山、近年ではイベントやコンサートなどでさかなクンのモノマネをする姿も多く見られる。

そんな中山に対し、『波瀾爆笑』の番組スタッフは、「似ていると言われることをどう思っているのか」と直撃。すると中山は「ありがたいですね」と答え、小さいころから釣りが好きで、“魚の知識”を友達に話すと褒められることがあったが、それはすべてさかなクンの受け売りだったと明かしていた。

実際に中山のコンサートにさかなクンのうちわを掲げるファンもいるようで、中山の顔にさかなクンの帽子を貼り付けたうちわを目にした際には、「僕かさかなクンかわからないんですよ」と自分でも判別がつかなかったそう。「だから相当似ているんだろうなと思います」と認める発言も。

しかし実は中山、「さかなクン」とからかわれることに対して否定的だった時代もあるのだ。『ザ少年倶楽部』（NHK BSプレミアム、2014年10月1日放送）に出演した際に、ジャニーズWEST藤井流星、重岡大毅とともに同期トークを展開。関西ジャニーズJr.として活動していた当時は、周囲から「さかなクン」と言われると「違いますよ～」と否定していたこと、さらに「オレが言ったとき、めっちゃキレるんですよ（笑）」（藤井）といった過去を暴露された。中山は藤井に言われることが勘に触ったというが、他の人に言われても否定していたことから、「さかなクン似」という事実を受け入れるまでに、人知れぬ葛藤があったのかもしれない。

そんな過去を微塵も感じさせないように、『波瀾爆笑』ではさかなクンからプレゼントされたという“帽子と“手紙”を持参し、帽子を被っての「ギョギョ！」を披露するなど、終始なごやかな雰囲気。また帽子を被ったまま、主演舞台『DREAM BOYS』の宣伝をする姿に、Twitterでは「優馬がさかなクンの帽子被りながら宣伝してたw」「さかなクンの帽子被りながらドリボの宣伝はシュール」とファンも喜んでいたよう。「いつか“ギョラボ”させてください」と“さかな語”でVTRを締めくくった中山に、ファンからも“ギョラボ”実現を願う声や、さかなクンが舞台を観覧するのではという予想まで飛び出している。

8月に上演した舞台『ドリアン・グレイの肖像』では初座長を務め、さらにKis-My-Ft2玉森裕太とW主演の『DREAM BOYS』が開幕、来年公開の主演映画『ホーンテッド・キャンパス』を控える中山。歌・ダンス・演技、そしてさかなクンとの交流に大忙しの中山から目が離せない。