井ノ原快彦が赤裸々告白、『学校へ行こう!』終了間際はメンバー同士のぶつかり合いも……

2015.9.21

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今年は『24時間テレビ38』(日本テレビ系、8月22日~23日放送)のメインパーソナリティを務め、1997年~2008年まで放送されていた人気バラエティ番組『学校へ行こう!』(TBS系)の7年ぶりの復活が明らかになるなど、勢いに乗っているV6。「日経エンタテインメント!」2015年10月号(日経BP社)では、メンバーの井ノ原快彦が『学校へ行こう!』への思いや昨年末の『NHK紅白歌合戦』初出場の心境、またV6の現在について語っている。



95年11月1日に「MUSIC FOR THE PEOPLE」でCDデビューを果たしたV6にとって、今年はデビュー20周年の節目。9月9日には彼らの人気に火を点けた『学校へ行こう!』が今秋に一夜限りの復活を遂げることが発表され、ネット上を中心に大きな話題となった。

そんな同番組について井ノ原は「日経エンタテインメント!」で、グループにとって一つ目の転機は、デビューから2年後に『学校へ行こう!』がスタートしたことだったといい、「当時はまだ日本でCDが売れてた時代で、僕らもそこに関する悩みは特になかったんです。『次も1位取れたりして』ぐらいに思ってた。それが、番組をやってみると、CDが売れてることと視聴率は別のものなんだというのが分かって」と振り返っている。スタッフが「前回数字(視聴率)悪かったからあの企画は無くなった」などと話しているのを耳にして、「やっぱり数字って大事なんだなと思うようになったし、プロ意識みたいなものを芽生えさせられた気がしますね」と、同番組を通じて芸能界のリアルな厳しさを痛感したようだ。

番組名の変更やリニューアルを行いながら続いた番組も、開始から11年で終了。井ノ原は「番組が終わったことも大きな転機」といい、「今の僕らがいることに関して、これはすごく大きいです。終わって良かったということではなくて、終わらないと思ってたので。そうか、番組っていうのは終わるんだっていうことを思い知らされたという意味で。数字が下がっていって、番組が終わる前の、メンバーの間でもテンションが合わなくなった時期はずっと辛くて。面白さに対する考えが食い違ってきた時期でもあったから、衝突もしました」と赤裸々に告白。そんな状況下でも「それでも続くんだろうな」と思っていた自分が「怖い」と、振り返っている。

番組はメンバーの苦労の甲斐もなく残念ながら終了を迎えてしまったが、インタビュー内では「『学校へ行こう!』を見てたという子たちも大きくなってて、テレビの仕事に就いた方もいます。『見てましたよ!』って握手してくれたプロデューサーもいましたね(笑)」とも話しており、番組が視聴者に与えた影響やV6の功績は計り知れないだろう。

一方、昨年の『紅白』出場については、井ノ原が同局の情報番組『あさイチ』のMCを務めていることや、メンバーの岡田准一が大河ドラマ『軍師官兵衛』の主演を務めていたこともあり、周囲には「NHKに貢献してるからね」と言われるそうだが、出場については「そもそも僕らは全く考えたことがなかった」という。「だって一番売れてたと思ってるときに出てないんだから、『もうないでしょ』って考えるのが当然で(笑)」とまでぶっちゃけている。

また、インタビューの最後には「『紅白歌合戦』の司会をする日が来ると思いませんか?」という質問を向けられ 、井ノ原は「ははは! それね、『あさイチ』がスタートした時から毎年いろんな人に言われてるんだよね。『今年も残念でしたね』とかって。恥ずかしいよ~、だってまるで僕がすっごい狙ってるみたいじゃないですか(笑)。 最近は嵐とかも言ってくるんですよ。思ってもないですから、勘弁してください(笑)」と、世間の期待をバッサリと断ち切っていた。

グループの代表番組である『学校へ行こう!』の終了間際に衝突していたというメンバーとは「今ね、6人集まると、幼なじみが縁側で話してるみたいな感じなんですよ(笑)。個人の仕事とか、それぞれに抱えてるものはあるんだけど、そのことは話さずに、目の前にあるものだけで『楽しいねー』って言って場が持つ。最近は健康の話ばっかりしてるなぁ(笑)」と語るように、良い距離感の中で活動できているようだ。

7年の間に個々でさまざまな仕事に取り組んできたV6メンバーは久しぶりの『学校へ行こう!』でどんな活躍を見せてくれるのか、放送を楽しみに待ちたい。

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コメント

  1. サトより 2015年09月23日 2:07 PM

    『学校へ行こう』の放送楽しみにしてます。
    レギュラー復活してくれたら嬉しいです

  2. みちこより 2015年09月29日 1:56 PM

    全国区でのV6のレギュラー番組があったらいいなあって思うけど、学校へ行こうのはっちゃける感じはもう若い子に任せたほうがいいと思うなあ。それにしても学校へ行こうの終わりの方はメンバー間で色々あったのか…初めて知った。でも毎回とても楽しく観てました。どうもありがとう。これからの活躍もずっと見ていきますよ!

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