V6の三宅健が、10月12日深夜に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』（bayfm）で、自身のファンを同グループの井ノ原快彦に“持っていかれそう”なことについて語った。



中学1年生のころからV6のファンだという男性からのメッセージで、「健くんはコンサートなどで男性のファンを見かけたらどんな気持ちですか？」という質問に対し、三宅は「うれしいですよ。今回、井ノ原くんが各地方で『20代の人、30代の人、40代の人』って年齢別で聞いたり、『男性だけ声出してください』なんてやり取りをしてるんですけど、結構、男性の人の声が上がって、（メンバー）みんな喜んでいると思いますよ」と回答。何気ないエピソードだが、そんなやり取りで井ノ原は男性ファンの心も鷲掴みにしていそうだ。

その後、ファンクラブ会員になってから初めてのツアーに参加したという女性からの「目が合ったと思ったら、そう思っていいですか？」との質問に、「もちろんですよ」と嬉々とした声で賛同する三宅。しかし、そのファンからのメッセージで状況は一転。「（V6が）花道を歩いている時、唯一いのっち（井ノ原）が私のうちわに気づき、指を指して頷いてくれました。健くんファンの私にそんなファンサ（ービス）をしてくれたいのっちに、一瞬心を奪われそうになりました」と読み上げた三宅は、間髪入れず「ほら来たよ、ほら出たよ」と突っ込みを入れる。

女性はその後、「同じグループであっても健くんから他の人に乗り換えるなんて絶対できない」と、浮気しないことを決意したようだったが、三宅は、「危ねー、あんにゃろ～、オレんちのファンを！　勝手に手とか振っちゃって強奪しようとしちゃってさ」「でも、名古屋（公演）のオレは違うよ。（ほかのメンバーに心奪われそうなファンを）オレというペンキで全部上から塗りたくってやる」と語り、嫉妬心をあらわにした。

以前のラジオ放送では、リスナーから「最近、嵐ファンのお母さんが坂本（昌行）くんの歌唱力にやられちゃいました。私も嵐からV6に移ってきた言わば浮気者ですが、V6から離れることは絶対にありません！」というメールも。三宅はそれに対し「そんなことを言ってる子がさ、2～3週間後にはキンプリ（Mr.King vs Mr.Prince）良いよねって言ってたりするかもしれない。（他のグループに）旅をしたって良いんだよ。いろんな所を旅してごらんって。でも、戻るべき場所はここ（V6）でしょ」と、余裕を見せていたが、グループ内での“旅”でも同じように言えるのだろうか。

ほかのグループにも常にライバルがいるのがジャニーズだが、やはり気遣いのあるやり取りで男女問わずにファンの心を掴む井ノ原は大きな脅威。三宅にはよりいっそうのファンサやパフォーマンスで、ファンを魅了してほしいものである。