マリウス葉・松島聡の“格差時代”を経て、12月16日にリリースされる10枚目のシングル「カラフル Eyes」から、5人体制が復活したSexy Zone。そのプロモーションを兼ねテレビ番組などでは仲睦まじい姿を見せているが、7日発売のアイドル誌では、マリウスと松島が不穏な空気に包まれている。



　「POTATO」2016年1月号（学研プラス）では、座談会での5人のワチャワチャしたやりとりが掲載されているが、「ファンが知らない、メンバーだけが知っている松島の一面」の話題で、2人のピリついた関係の原因が明かされた。メンバーだけが知っている松島として、「前髪をすごい固めている」という話で盛り上がった直後、菊池風磨が「このあいだ松島は、マリウスに買い物をボイコットされたらしい」と口火を切る。松島の説明では、夕方から買い物に行く約束をし、「ボクから連絡するね」というマリウスの言葉を信じて待っていても、まったく連絡がなかったのだとか。その間、マリウスは菊池たちとともにテーマパークで遊んでいたという。

　この話を聞いたメンバーは「マリウス、サイテー！」（菊池）、「ありえないと思います」（佐藤勝利）と口々に非難。松島も「今ね、それでもめてる、彼と」と、マリウスを「彼」と呼ぶなど、怒りを押し殺している様子。松島は「別にいいよ。もう怒ってないし」といい、マリウスが「聡ちゃんには“ごめんなさい”って言ったじゃん」と逆ギレ気味に絡んでも反応は薄く、仲直りの素振りも見せずに、別の話題へと進んでいった。

　菊池とマリウスがテーマパークで遊んでいたというのは10月中旬のことだと思われ、Twitterでは隠し撮りとともに、多くの目撃情報が飛び交っていた。ファンが見た限りでは、菊池とマリウスのほかに森田美勇人、安井謙太郎、宮近海斗、田中樹、半澤暁、増田良が居合わせたよう。「POTATO」の個人の近況を報告するコーナーでは、菊池が「安井（謙太郎）たちJr.メンバーとテーマパークに行ってきた。松島とかマリウスは夕方まで学校だから誘ってなかったんだけど、マリウスが“夕方からでも行く！”って連絡してきたから途中で合流」と明かしており、マリウスが自ら菊池たちのもとへ行ってしまったようだ。

　一方、「duet」2016年1月号（ホーム社）の菊池とマリウスの対談では、マリウスが菊池の好きなところを語っている流れで、「好きとかキライで説明できない気持ちってあるでしょ？　たとえば、いまボクと聡ちゃん、意見がぶつかってるところなのね。どうしても納得できないことがあって…」と漏らすと、菊池は「え。そんなガチな話をduetの楽しい対談中に聞かされても（笑）」と苦笑い。とはいえ、マリウス・松島の“お兄さん”でもある菊池は「だったら、ちゃんとケンカすればいいじゃん」「自分のことを信じてほしいなら、まず相手を信じること。そのためには、ちゃんと向き合って、とことんケンカしてこい」と熱いメッセージを送っていた。

　その言葉が響いたのか、今号のSexy Zoneの撮影・取材に密着した、「duet」の連載「テンパってるJ」ではドラマチックな場面が捉えられいる。撮影の休憩中も、互いにそっぽを向くなど「なにやら険悪な雰囲気」だったという2人。マリウスが「聡ちゃん仲直りしたい　こっちきて」と松島を別室に呼び出すも、「いま仕事中！」と断る松島。するとマリウスは「こんな気持ちのまま仕事できない！」と強引に誘い、しばらくの間、2人は別室にこもったそう。周囲のスタッフがハラハラ見守る中で、無言で出てくる2人。決裂かと思いきや、マリウスが松島に背後から抱きつき、松島もまんざらでもない表情を浮かべ、無事仲直りを果たしたようだ。

　ドイツで生まれ育ったマリウスは、天真爛漫な一方でマイペースさも知られている。せっかく5人体制に戻ったのだから、約束を反故にしないで、仲のいい5人の姿を見せてほしいものだ。