Sexy Zoneの年長組といえば、中島健人と菊池風磨。中島は強烈な“王子様キャラ”がファンにもお茶の間にも浸透しており、2月27日公開の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』では、ヒロインに服従を迫る“悪魔級ドS男子”黒崎晴人を演じる。対する菊池は、歌番組などで見せる立ち居振る舞いから、クールでやんちゃな印象が強くなりがち。しかし、実はメンバーの中ではお笑い担当であり、最年少のマリウス葉から「早く大人になってほしい」と言われるほど、おちゃめなのだ。



　菊池の印象を変えるかもしれない発言があったのが、1月7日放送のラジオ『Sexy Zone の Qrzone』（文化放送）。発端は、リスナーから「子どものころ思い込んでいたことはありますか？」という質問が届いたことだ。この日のパーソナリティーを務めていた菊池は、「十字路の真ん中に光るやつあんじゃん？　あれ、ウルトラマンが埋め込まれてると思ってた」と、子どものころとはいえ、菊池のイメージとはかけ離れたかわいらしいエピソードを語った。さらに、「ゴミの焼却炉、あの煙突。あそこからオレ、ウルトラマンが出動するもんだと思ってた」と、ウルトラマンについての思い込みを続けて紹介。同じくパーソナリティーを務めたマリウスから、「結構ウルトラマン好きなんだね」と聞かれると、「仮面ライダーも……好きだった」と、はにかみながら答えていた。

　菊池の思い込みエピソードはさらに続き、「キラキラしてる道路たまにあるじゃん？　あれは、ヤンキーがビンをたたき割ってやってたと思ってた」と、奇想天外な思い込みを告白。「こえー兄ちゃんたちがここら辺にいるから、その兄ちゃんたちが、酒のビンとかをたたき割って散りばめてるもんだと思ってた」と丁寧に解説を加えた菊池だが、普段はいじられる側のマリウスも「いやそこまでしないでしょうね」と冷静なツッコミ。

　また、次のコーナーでヨーグルトの食べ方について問われると、菊池は「果物と、オリゴ糖。健康にいいんですよ、非常に」と答え、思わぬところで健康に気を遣う一面を見せた。これにはマリウスも「いいじゃないですか」と感心した様子だった。

　今回の放送で菊池は、番組途中の曲紹介で「かわいい菊池くんのために、一曲Sexy Zoneが歌いたいと思います」と言ったり、メール募集のアドレスを読み上げるときに、突然大声を出しふざけてみたりと、終始ノリノリで進行。菊池のおふざけが過ぎたことで、マリウスから「なに？　ストレス？」と心配されてしまうほどであった。実はおちゃめな菊池の一面が垣間見えた今回のラジオ。2016年はこの調子で“かわいい菊池くん”を推していってほしいものだが……？