Sexy Zoneの天然キャラといえば、最年少のマリウス葉のイメージが強いが、実は松島聡もなかなかの天然。カタカナに弱いようで、「テイクアウト」と「テイクオフ」を言い間違えたり、「イギリス」を「イギイス」と書いたり、エピソードを上げればキリがない。菊池風磨からは「本物のバカ」とまでいわれる松島だが、1月28日放送のラジオ『Sexy ZoneのQrzone』（文化放送）で、それを証明するかのような天然発言が飛び出した。



　リスナーから“とっておきの雑学”を教えてもらうコーナーで、「トランプは1組52枚あるが、これは1年が52週あるということを表している。また、予備のジョーカーは“うるう年”を表している」ということを知った菊池と松島。「へ～」と驚いた様子の松島は直後、「うる……なんだっけ？　うる？」と“うるう年”が言えず、「うるおう年？」と珍発言をしてしまう。これには菊池も「え、うそでしょ？　うるう年知らないの？」と心配そうに聞いていた。すると松島は思い出したように「うるう年ね！」と連呼するが、「うるう年ってなにか知ってる？」という菊池の質問には、「うるう年はうるう年ですよ！」と自信たっぷりに答えになっていない返答をしていた。

　松島は本気でうるう年を知らないらしく、「うるう年ってなに？　教えてください」と菊池に答えを求める。しかし菊池は「いや無理」「（リスナーからのメールで）言ってたじゃん今！」と、なかなか教えてくれず、「365日が普通の年でしょ？　じゃあどんな年がうるう年ですか？」と松島にクイズを出題。しかしこの問題に松島は沈黙してしまい、見かねた菊池は「じゃあ2月が1日増える日知らない？」と質問。すると松島は「知らない。28日しかないんじゃないの、2月ってずっと」と冷静なトーン。「じゃあ（1年は）361日になるってこと？」と謎の計算を始めてしまった松島とは対照的に、珍回答にテンションが上がった菊池は「やべ～ぜ！」「しび～ぜ！」を連呼。挙句は「これ放送事故だぜ」、と迷走する松島の様子を楽しんでいるようだった。

　うるう年が何年周期で来るかという菊池の質問には、「4年に1度じゃない？」と見事正解しようとした松島。しかし、「4年に1度（は）オリンピックじゃない？」と菊池に口を挟まれると、「あ、そっか」と納得してしまい、「10年に1度！」と答えを変えてしまう。菊池の余計な一言で不正解となってしまった松島だが、最後には「覚えました、勉強になりました」と素直で前向きな発言を残していた。

　天然であることをいじられたり笑われたりしながらも、謙虚に知識を増やしていこうとする姿勢が垣間見えた松島。その一生懸命さが、ファンの心を掴んで離さないのかもしれない。