中居のセンター復活、“トキユメ”の選曲……『“明日へ”コンサート』にSMAPファンが大感動

2016.3.16

 この曲は、09年4月に草なぎ剛が“泥酔事件”を起こした際、一部ファンがネット上でCD購入を呼びかけたことも。ファンやメンバーにとっても思い入れある1曲だが、「歩き出した僕らの未来なら これから先僕らで変えるから」という中居のパートなど、歌詞がSMAPの状況ともリンクしており、「復興にもSMAPにも通ずる言葉」「トキユメ泣ける」と、感動を呼んだのだった。

 また、番組後半には演歌歌手・北島三郎が名曲「まつり」を歌唱。『紅白歌合戦』を思わせる賑やかさで、SMAPやKis-My-Ft2のメンバーもはっぴを着用し、旗振りや掛け声で華を添えた。その後はステージに再び5人が勢揃いし、中居が東北に関心を持とうと訴えた後、ヒット曲「世界に一つだけの花」を披露。SMAPは客席へ降りて観客と交流し、最後は出演者を含め会場全体がこの曲で一体に。エンディングでは中居が「また来年お会いしましょう。さようなら!」とあいさつし、1時間半の生放送が幕を閉じた。

 久しぶりにSMAPの晴れやかな表情が見られた今回の放送。放送後は「やっといつものSMAPが見られた」「SMAPが変わらず、ここ2カ月の不安が吹っ飛んだ」「NHKの温かい演出、うれしい。最高のコンサートありがとう」「中居くんの『また来年お会いしましょう』の言葉、とてもうれしかった」といったファンの喜びのコメントがTwitter上にあふれ返った。

 一部メディアでは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、1月18日放送)の“生謝罪”の立ち位置が、事務所残留の意志を貫いたとされる木村がセンターだったことを引き合いに「中居がセンターに返り咲き、通常シフトに戻った」と伝えていたが、「センターに中居くんがいると安心」と同調する人もいれば、「SMAPってセンター固定じゃないのに」「SMAPは5人みんながセンター!」と、反論するファンも。

 グループの危機がありながらも、震災被害の風化防止、そして復興に勤しむ人に寄り添うために、変わらぬ笑顔を見せてくれた5人。なにより、その姿にアイドルの本質を見て、感動を覚えた人も多いようだ。

コメントをもっと読む

コメントを書く 投稿の利用規約

(コメント掲載に5分ほどかかる場合があります)

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

中居正広 木村拓哉 関連記事