3月17日放送の『関ジャニ∞ 村上信五・丸山隆平のレコメン！』（文化放送）にて、突然、同番組の卒業を発表した丸山。3年間、村上とともにパーソナリティーを務めていたが、24日の放送が丸山の最後の出演となる。



　丸山は17日の放送で、「朝の番組の司会（『サタデープラス』TBS系）をやらせていただく前に、生放送を体感できて、血となり肉となり、いい学びの場でもあり、なんかちょっとホームのような場所にもなったのですけども」と同番組をしみじみと振り返り、「新たな場所で闘っていくというか、いろいろ別のことを学んでがんばっていきたい」と、前向きに抱負を語った。さらに、後任はジャニーズWESTの桐山照史と中間淳太が務めることが同時に発表された。

　後任が後輩グループのメンバーと聞いて、関ジャニ∞ファンの中には複雑な心境になった人も。「ジャニストが嫌いってわけじゃないけど、もともとエイトがやってた番組をエイトが引き継がないのはおかしい」「こんなことになるなら（前任の）横山（裕）くんに戻してほしかった」など、長年続いてきた関ジャニ∞の番組にジャニーズWESTが出演することに否定的な声は多い。しかし、関西Jr.時代からともに活動してきたため、「彼らは単なる後輩ではなく、心の底からエイトを好きで尊敬しているってことがわかるから応援する」といった意見もあるようだ。

　そもそも丸山は、『レコメン！』卒業を発表する直前に、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」の連載『関ジャニ戦隊∞レンジャー』で、「今週末、ある報告が皆様のところに届く予定です　覚悟願います」と、意味深な発言をしていた。『レコメン！』は木曜日の放送だっただけに、ネット上では「まだ何かあるの？　こわい」と怯えるファンも多く、情報解禁までさまざまなウワサが飛び交った。

　が、発表されたのは4年ぶりの主演舞台『マクベス』。これに、ファンは「『レコメン！』卒業はショックだったけど、舞台に向けてがんばって！」「重大発表っていってたから悪いことかと思ってたけど、うれしいことでよかった～」など、応援や安堵の声が上がっている。「マクベスは主君を暗殺し王位に就く」「重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行う」といった人間が持つ欲望と、それによる悲劇がストーリーの主題となっているが、ファンは「まるちゃんのこういう“破滅する”役が見たかった」「マクベスの話を調べてみたけど、なんかすごいことになりそう！」と、6月の公演を待ち望む声であふれている。

　数日間のうちにファンの感情を多いに揺さぶった丸山。“新たな闘い”に挑む姿を応援しつつ、いつかまたラジオでくだけたトークを聞けることを心から楽しみにしたい。