かつて東京・原宿に存在し、近藤真彦や少年隊ら人気スターが住んでいたというジャニーズの合宿所。SMAP中居正広とTOKIO城島茂がそれぞれ先日放送のテレビ番組で懐かしい思い出話を語り、ファンの間で話題になっている。



　中居は4月6日午後9時から放送された『ナカイの窓 2時間スペシャル』（日本テレビ系）で、自身の下積み時代の生活についてトーク。全盛期の近藤や、少年隊、男闘呼組、光GENJIメンバーが去った合宿所に城島と2人で住んでいた時期があったそうで、当時お金がなかった城島は、外出せずにずっとギターの練習をしていたそう。

　さらに、城島について「ブリーフ派じゃなくて、トランクス派だったの」と切り出した中居は、ギターを弾く真似をしながら「ずっと、こうやって“横チン”出しながら、ずっとやって……。いっつも横チンになってたの」「それがもう、不自然じゃないのよ。逆に“横チン”出てなかったら、『今日、出てないよ』って言うぐらい」と冗談交じりに話し、スタジオの笑いを誘っていた。

　番組内ではこの他にも、同じく合宿所で暮らしていたSMAP稲垣吾郎が事務所の人に内緒で外出していたという“悪行”を暴露。この話は過去に他番組で明かしたことがあるが、今回のまさかの“横チン”エピソードには、ジャニーズファンも「城島リーダーの横チン笑った」「リーダーの横チン話ゴールデンで大丈夫？」と、大盛り上がりだった。

　一方で、その城島も同日放送の『TOKIOカケル』（フジテレビ系）で、奇しくも中居が登場する合宿所エピソードを披露。ある時、城島が同じ部屋で山口達也と寝ていると、「ガチャ」とドアが開き、誰かが中をうかがったあとに「失礼しました」とその場を去っていったそう。城島はこの時の状況について「SMAPの吾郎ちゃんかなと思ったんや。その時、（合宿所には）吾郎ちゃんもいたし、中居くんもいたし。誰かやろなと思ったら、（山口が）バーッて飛び起きて。『どうしたん？』って言ったら、『金縛りにあってた』と。『気持ち悪いな。ちょっとリビング行こうか』って行ったら、吾郎ちゃんがギター弾いてて」と、回顧。

　城島が「今帰って来たん？」と尋ねたところ、稲垣は結構前に帰って来ていたそうで、部屋のドアも「開けてない」という。そして、今度は3人で中居の部屋へ。本人は就寝中だったが、電気を点けると中居の部屋の電球が破裂。みんなで「ワーッ」と叫びながら台所へ向かうと、電話が鳴り、受話器を取ると無言だったという恐怖体験を告白。最後に城島が「で、社長……」と、ジャニー喜多川社長の名前を言いかけたが、ここでスタジオ内の電話が鳴り、犯人が誰だったのかはわからずじまい。

　この件は真相が不明のまま終わってしまったものの、ジャニーズファンは中居＆城島の口から合宿所話が出たことに「さっきナカイの窓で合宿所話あったから偶然でもなんかいいな」「TOKIOカケル、リーダーが中居くんや吾郎ちゃんの名前出してくれてうれしかった」「ナカイの窓でもTOKIOカケルでもお互いの名前出して驚きと喜び」「TOKIOカケルでも城島さんが合宿所の話。吾郎さんはリビングでギターを弾いていたそう。ギターでもつながった」などと、驚きや喜びの声が続出した。

　近年ではSMAPとTOKIOの共演は少ないが、2008年には中居がTOKIOのレギュラー番組『5LDK』（フジテレビ系）にゲスト出演したことも。また両者が共演を果たし、懐かしい思い出話に花を咲かせてくれる日を楽しみに待ちたい。