松本潤の主演ドラマのワンシーンに名産ずらり! CMだけじゃない嵐の熊本・大分支援

2016.5.5

なにげにくまモンと共演したMJ



 4月に起こった地震により被災した熊本を応援しようと、5月1日夜に“熊本応援CM”を放送した嵐。「少しでもみなさんのお力になれるよう、僕たちもできることから始めます」「みなさんのふるさとに寄り添います」と、被災地に向け心強いメッセージを送った。



 またグループ活動だけでなく、個人活動の場でも被災者への支援が見受けられた。5月2日、櫻井翔が、キャスターを務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)にて、応援CMについてコメントした。まず、今回の応援CMが熊本県でのみ放送されたことについて、「今回嵐が送らせていただいたメッセージなんですけれども、熊本のみで放送されるものでしたので、熊本のみなさんに向けてのメッセージとなりましたけれども、当然大分などほかの地で被災されたみなさんにも、同じ気持ちでいます」と、被害が及んだ他県へも同様に支援の気持ちがあると述べた。

 また、「こうしたメッセージだったり音楽だったりを通して、微力ではありますけれども、力になれたらな、と思っております」と、“アイドル”という職業である彼らだからこそできることを、謙虚に行っていくと語った。この放送を見ていたファンはTwitterで、「『大分なども』って言ってくれた櫻井キャスター、ありがとう!」「翔くんのあたたかいメッセージで涙腺崩壊」など、短いコメントであったものの、櫻井の言葉は多くの人の心に響いたようだ。

 また、前日1日に放送された松本潤主演のドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』では、とあるシーンが話題となった。松本演じる深山が居候している小料理屋「いとこんち」に突然あらわれた立花(榮倉奈々)が、深山に協力を求めるという大事な場面でのこと。店のカウンターに『熊本大分応援募金』と書かれた募金箱が設置されていたのだ。それだけではなく、熊本の名産品である、いきなり団子・からし蓮根・晩白柚・馬ホルモン味噌煮込・風雅巻きなどがずらりと並び、そして熊本のゆるキャラ・くまモンの本まで置かれていたのだ。

 これを見た視聴者は、「見逃しませんでした、最高でした、ありがとうございました」「ドラマでこんな事してくれるとか本当感謝だね!」「松潤はじめ番組スタッフ、素晴らしい演出です」と、絶賛の声が多くあがった。

 さらに、このシーンに込められた思いは現地の被災者の方にも伝わったようだ。熊本の友人が避難所生活を送っているというファンが、「厨房に立つ潤くんと、被災者への想いがたくさん散りばめられた店内を見て涙が出たって。泣きながら、一人じゃない、繋がってる、頑張れるって奮い立ったって」という文章をTwitter投稿し、反響を呼んだ。嵐が応援CMで「皆さんのふるさとに寄り添います」と語った言葉は、“さりげない支援”となり、しっかりと被災者のもとへ届いたようだ。

 復興支援は、一瞬では終わらない。今後も嵐は被災地を見つめ、そして彼らなりの支援の仕方で継続してくれるだろう。

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