『レコメン!』『ヒルナンデス!』に続き、『ワクワク学校』へ参加のジャニーズWESTにファンも複雑

2016.5.10

てるしの引き笑いがドームに響くぜ!



 2011年に始まって以降、恒例イベントとなっている『嵐のワクワク学校』が、6月18・19日に京セラドーム大阪、同月25・26日に東京ドームで開催される。同イベントは、観客を“生徒”、嵐のメンバーを“先生”とし、5人それぞれが決められたテーマをもとに授業を進めていく、コンサートでも舞台でもない、新しい形のイベントだ。



 今年のテーマは「毎日がもっと輝く5つの自由研究」。相葉雅紀は「身近な健康につながる体幹の鍛え方」、二宮和也は「トイレットペーパーの芯に学ぶ大切なこと」など、それぞれ個性的な研究内容を掲げ、その成果を生徒たちに発表していく。

 そもそも『ワクワク学校』は、11年に起こった東日本大震災のチャリティーイベントとして誕生した。地震の影響による電力不足を受け、会場では電力の使用を極力抑えるなどの配慮がされたことも話題に。今年は4月に起きた熊本地震を受け、イベント収益の一部を被災者に寄付することが決まっている。

 復興支援として始まったイベントだが、そもそもコンサートでも高倍率となっている嵐のイベントだけに、回数を重ねるごとにチケット倍率は上がるばかり。15年にはHey!Say!JUMPが“生徒”として参加し、和気あいあいとした2組の共演に和む一方、落選の確率はますます上がり、参加できないファンが増え続けるという状況や、嵐の単独イベントではなくなってしまったことについて、不満の声が上がっていた。そして今年はジャニーズWESTが“助手”として出演することが決まり、新たに波紋を呼んでいる。

 というのも、ジャニーズWESTは、3月末から関ジャニ∞の丸山隆平と村上信五がパーソナリティーを務めていたラジオ『レコメン!』(文化放送)に、丸山の後釜として桐山照史と中間淳太が週替わりで登場することになり、横山裕と村上がレギュラーを務めていた『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では村上に替わる形で桐山・中間が進出。そのことが、“過度なバーター”と、ファンの間でも物議を醸してきた。また現在放送中のドラマ『世界一難しい恋』(同)には、主演の大野智とともに小瀧望が出演中。そして今回の『嵐のワクワク学校』への出演が発表され、「事務所のWEST押しがすごいね……」「売り方が全部バーターか先輩の仕事をもらう形なのが気になる」と、“バーター出演”にはジャニーズWESTのファンも複雑な心境のようだ。

 とはいえ、嵐や関ジャニ∞もその昔は先輩の“バーター”の恩恵を受けていた。特にドラマでのバーター出演が多く、たとえば嵐・櫻井翔は『木更津キャッツアイ』(TBS系、02年)でV6岡田准一と、関ジャニ∞の大倉忠義は『歌姫』(同、07年)でTOKIO長瀬智也と共演し、その名と実力を広く知らしめた。また、近年でもKis-My-Ft2やHey!Say!JUMPらが先輩グループとの抱き合わせでメディア露出を増やしているが、いずれも今ではグループ単独として人気を確立し、連続ドラマで主演を務め、冠番組を持つまでに成長している。

 もはやジャニーズの伝統と言っても過言ではない“バーター”。だが、うまく作用すれば、互いに新しいファンを獲得するきっかけになることは間違いないはず。ジャニーズWESTも『嵐のワクワク学校』をきっかけに、飛躍的に人気が出る可能性を秘めているのではないだろうか。ジャニーズWESTらしく明るく元気な“助手”を務めあげることが、ファンの不満を払しょくする最善の手段だろう。

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コメント

  1. 名無しだJより 2016年05月10日 11:34 PM

    ワクワク自体もう必要ない!ドームの無駄使いをするな!!!

  2. 名無しだJより 2016年05月11日 12:14 AM

    Twitterでアラシックとジャス民が喧嘩してるのが馬鹿らしい。当たった奴が行けばいいんだよ。

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