中でも、アフリカゾウの象牙の先端部分で作られた「竹の子、梅」という作品は、細部まで竹の子の生命力が忠実に再現されてあり、本物にしか見えない。この作品について、放送中に番組公式Twitterが「象牙を贅沢使いしている感じに惹かれた。ヒキだと本物にしか見えない。ルーペを通しても分からない」という中丸のコメントを紹介。

　リアルタイムで更新された中丸のコメントは、もはや視聴者に混じって「実況」をしているようであった。これに対してファンは「ネットNGのジャニタレが、公式アカウント使って間接的に実況してるのすごい！」「充電開始早々から中丸くんが戦略的発信を有言実行している……」など、驚き、喜んでいる。

　過去にはSMAP木村拓哉が主演を務めたドラマ『日曜劇場　安堂ロイド～A.I. knows LOVE？～』（TBS系、2013年）で、木村が演じた沫嶋黎士に扮して、ドラマ放送期間中は頻繁にブログを更新するなど、「Johnny’s web」以外の場所にジャニーズタレントが登場したこともあった。また、10年にはKinKi Kidsの堂本剛が、自身と縁の深い「shamanippon」というアカウントでツイートした疑惑があったが、わずか１日で消滅。それだけネットの活用が厳しい中で、今回の中丸のように“代打”という形にしろ、Twitterにコメントが掲載され、ましてや実況をするというのは、異例の出来事だろう。

　テレビそっちのけで、ついうっかり実況に気をとられそうではあるが、ファンからの反応は上々。ジャニーズタレントが出演する番組で、この“代打”の形は今後増えるかもしれない。