とある偶然がきっかけで……V6井ノ原快彦が、「7人目のメンバー」秦基博とのコラボ裏話を明かす

2016.5.26

ちょっとさ、顔が似てるんだよね……

 

 2016年第1弾シングル「Beautiful World」の発売を6月8日に控えたV6。表題曲「Beautiful World」は、井ノ原快彦が出演しているドラマ『警視庁捜査一課 9係』(テレビ朝日系)の主題歌として、カップリング曲「by your side」は、V 6が出演している『アメージパング!』(TBS系)のエンディングテーマとしてそれぞれ使用されている。どちらの曲もこれからの季節にぴったりな、V6らしいさわやかな楽曲に仕上がっている。



 「Beautiful World」を手がけたのは、シンガーソングライターの秦基博。2014年に公開された映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌、「ひまわりの約束」が大ヒットしたことでその名が広く認知されるようになった。しかし、実は井ノ原とは昔から親交があり、今回のリリースにあたっても、2人のやりとりがあったそう。「ポポロ」(麻布台出版社、2016年7月号)でその経緯と、楽曲への想いが語られた。

 井ノ原と秦が出会ったのは、08年10月に発売された「BRUTUS」(マガジンハウス)の対談がきっかけ。「秦くんがデビューしたころから好きで聴いていて、雑誌の対談の話がきたとき、『秦くんとやりたい』と言ったんです」と、井ノ原自らファンである秦を指名したと語った。その後、2人はメールで連絡を取り合う仲になったという。

 そして、V6と秦が音楽番組で共演した際、秦の方から声をかけられ、アルバム『evergreen』をひとりひとりに手渡されたのだそう。「『秦くん、いいよね』っていう話をV6でしてたんですよ」と、他のメンバーも秦の楽曲がお気に入りだったようだ。

 また、「V6の楽屋で僕が秦くんの歌を歌ってたら、みんな同じ歌を歌えたっていうことがあって」と、ほほえましいエピソードも明かした井ノ原は、「いい曲だよね、なんて話してたら、秦くん側もいっしょにやりませんかと言ってくれて」と、偶然楽屋で起こった出来事から、今回のコラボレーションが生まれたと語っている。

 『9係』の主題歌に起用されているこの曲。同作は刑事ドラマではあるが、ほのぼのとした日常を描いているシーンも多く、そんな場面が好きだと言う井ノ原。「みんな険しい顔をしていない、事件が解決したあとのふとしたシーンで流れるのに、この曲はすごくマッチしてるなって」と、楽曲とドラマとの相性の良さを満足げに語っていた。

 よほど楽曲がV6の音楽性に合っていたのか、井ノ原はエイベックスの公式サイトに「以前から大好きだった秦くんとご一緒できたこと、V6一同、心から感謝しております。秦くんは7人目のメンバーです」とコメントを寄せていた。

 井ノ原と秦の対談をきっかけにしたつながりが、ようやく結びついて生まれた「Beautiful World」。今後、夏には大型音楽番組の放送が増えるが、V6と7人目のメンバーが同じステージでコラボレーションする機会も期待できそうだ。

V6 井ノ原快彦 関連記事

[recommend tag↓] [recommend tag↑]