■イスの座り方、髪型にも要注意

　コンサートのように立って応援するわけではなく、席に座って観賞する舞台だからこそ、周りの人へ配慮したいもの。まず、イスに座るときは背もたれに背中をつけ、前のめりにならないように注意。前のめりになってしまうと、後ろの席に座っている人の観賞を妨げることになってしまう。

　同じように、お団子頭やポニーテール、帽子をかぶったままの観賞も、視界を妨げることになるため注意したい。これは舞台だけでなく、コンサートでも同じことが言える。

■演者が客席に登場しても触らない・邪魔をしない

　演出上、演者が客席内を移動する舞台は多い。しかし、あくまでも“演出”としてやっていることであり、コンサートのような“サービス”ではないことを留意しよう。

■見学席にファンサービスなどを求めない

　同じグループのメンバーや、勉強のために先輩の舞台を見学に来るジャニーズアイドルは多いが、あくまでも“客”として観劇している。主役はもちろん舞台上の演者たちであり、見学席にいるアイドルたちではないので、手を振ったり、声をかけたりするのは控えよう。

■外部舞台の際にはオペラグラス・双眼鏡の使用に注意

　『Endless SHOCK』『滝沢歌舞伎』などのジャニーズ事務所が中心となり行う舞台ではなく、脚本や演出などを外部のスタッフが担当し、出演する俳優もジャニーズアイドルばかりではない、いわゆる“外部舞台”の場合に注意しておきたいのが、オペラグラスや双眼鏡の使用だ。

　2014年に行われた、Kis-My-Ft2北山宏光主演のミュージカル『愛の唄を歌おう』で、共演していた芸人のエハラマサヒロが「至近距離からずっと双眼鏡覗いてる人とかはお話を見る気が最初から無いんだろうね」と、自身のTwitterに投稿（後に削除）。会場によってはオペラグラス・双眼鏡の貸し出しをしているところもあるため、この発言には批判の声が多かったようだが、共演者によっては不快に思う場合もあるよう。節度をもった使用を心掛けたい。