そんな中、宮田俊哉だけが「5年後、王子様になりたい」と背伸びした回答で、二階堂から「それガチで？」と聞き返されるほどの違和感。だが、宮田は声色を変えず「今は、宮っちのファンの方だったり、舞祭組のファンの方は、宮っちを王子様って言ってくれるんだけど、まだね、一般的じゃないんだよね」と、一人称“宮っち”で解説。

　どうやらボケではないと察知した千賀が「王子様感を自分でアピールするとしたら、どういうところなの？」と真剣にたずねると、得意のイケボ（イケてるボイス）で、「みんな、オレの国へようこそぉ。ここにいるみんなは、オレのお姫様だよ」と、少し吐息混じりで甘いセリフを披露。収録現場では歓声が上がるも、宮田は「今のキャー聞いた？　右半分なのよ、左半分はシーンとしてたから、まだなのよ」と不満足そう。さらに「自分の中で、（堂本）光一くん、タッキー（滝沢秀明）、宮っちっていう、この流れにいると思ってるんだよねオレ」と、ジャニーズの王道である王子ラインに自ら名を連ねる。これには二階堂も「語呂は良かったよ、語呂は」と謎のフォローを入れていた。

　「（キスマイにおける王子様的立ち位置である）玉森裕太から帝劇の主演を奪うってこと？」と横尾に聞かれると、「それは、玉とずっと一緒に出てたい。あと、千ちゃんとね」と、王子的な余裕の発言。追加される形になった千賀は「（言い方が）傷つくからやめてほしい」と反論するも、「いつもおまけみたいな言い方しちゃってごめんね」と、さらに上から目線にコメントされて、モゴモゴするしかなかった。

　はたして5年後の舞祭組は、人間になった千賀と、ひな壇アイドル二階堂、健康な35歳・横尾が、宮っち王子に仕えるグループとなっているのだろうか。