嘘だらけだけど後味のいいドラマ! 草なぎ剛『嘘の戦争』が視聴率キープのまま終了

2017.3.17

草なぎ剛

「えへへ、みなさん騙されました?」

 草なぎ剛主演、Sexy Zone菊池風磨が出演していたドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)が、3月14日に最終回を迎えた。第1話から平均視聴率は2ケタ台をキープしており、最終回も11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。全話通して2ケタの視聴率をキープし、視聴率低迷が叫ばれて久しいフジテレビにとって、久しぶりに明るいニュースとなったようだ。

 同作は、幼いころに家族を殺害された一ノ瀬浩一(草なぎ)が、30年の時を経て“天才詐欺師”となり、事件に関わった人物に復讐を仕掛けていくというストーリー。菊池は“詐欺師見習い”として一ノ瀬の復讐の手助けをする、八尋カズキを演じていた。

 最終話では、復讐の最終目的であり、30年前に起こった一ノ瀬の家族殺害に関わった人物・二科興三(市村正親)に、自身の罪をすべて謝罪するよう求める。興三と次男の隆(藤木直人)は、八尋によってある場所に案内される。そこで待っていたのは、一ノ瀬と1台のカメラ。興三が謝罪する様子を、ネットで生中継するというのだ。さらに、一ノ瀬は興三の長女・楓(山本美月)を小屋に閉じ込めて人質にとり、謝罪しない場合は小屋を爆破する、と興三を脅すのだった。

 それを受け、興三はようやく30年前に起こった事件の真相をカメラの前で語り始める。「本当に申し訳ないことをしたと思っている」と頭を下げた興三だが、自身の罪だけは頑なに認めず、「もう十分だろう」と開き直りの態度すら見せる始末。激昂した一ノ瀬は、ついに楓がいる小屋を爆破。燃え上がる小屋を見て泣き崩れる興三に向かって、一ノ瀬は「あんたはオレに同じことをしたんだ」と言い放つのだった……。

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