3月29日に最新シングル「ROCK THA TOWN」をリリースしたSexy Zone。デビューシングル「Sexy Zone」から2016年10月発売の「よびすて」まで、全12作連続でオリコン週間シングルランキング1位の記録を持っているSexy Zoneだが、初動の売り上げがわかる店頭入荷日の3月28日付のオリコンデイリーランキングでは、推定売上5万6，026枚で1位を獲得している。



　前作の「よびすて」では、THE YELLOW MONKEYが15年ぶりのシングル「砂の塔」を同日にリリースし、週間ランキング1位の争いを繰り広げていたことが記憶に新しい。発売初日と2日目は「よびすて」がデイリーランキング1位を獲得していたが、3日目には「砂の塔」が1位に。そこでファンは「よびすて」をなんとしてでも1位にするべく、CDの追加購入を開始。ネット上では“追いすて”と呼ばれ、ファンの間で拡散されていった。その結果、約2万枚の差をつけて「よびすて」が週間シングルランキング1位を獲得したのだが、今回の「ROCK THA TOWN」では、さらなる試練が待ち構えている。

　というのも今回は、同日に女性アイドルグループ°C-uteのシングル「To Tomorrow／ファイナルスコール／The Curtain Rises」が発売されるのだ。同グループのこれまでの売り上げを見てみると、10万枚に届かない作品が多く、通常ならばSexy Zoneの1位獲得に支障はないように思える。しかし、°C-uteは6月12日にグループを解散すると発表しており、今作がラストシングルとなる。そのため、°C-uteファンの“本気度”がこれまでとは大きく異なるのだ。