5月12日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）にて、関ジャニ∞が、大阪と東京で開催される野外音楽フェスティバル『METROPOLITAN ROCK FESTIVAL』（以下『メトロック』）に参加すると発表し、大きな話題となった。



　関ジャニ∞は、21日に行われる東京会場にのみ出演する予定だが、発表があった時、すでにチケットは完売。そのため、発表があった直後から、チケット売買サービスサイトでは、出演日のチケットが定価の倍近くまで高騰。同時に、関ジャニ∞ファンが阿鼻叫喚となる事態となっていた。しかし、2015年に行われた『テレビ朝日ドリームフェスティバル2015』以来2度目の音楽ライブイベントへの参加となるため、「関ジャニ∞のことをいろんな人に知ってもらえるいい機会だと思う」「関ジャニ∞のファンにはコンサートがあるじゃん。今回はロックファンに関ジャニ∞を見てもらえるチャンス」と前向きに捉えるファンも多く、「チケットは取れなくても関ジャニ∞を応援する」という声も上がっていた。

　一方、“アイドル”関ジャニ∞が『メトロック』に参加することについて、否定的なロックファンもいるよう。ネット上では「なんで『メトロック』に関ジャニ∞来るの……」「『メトロック』にジャニーズ？　ロックバンドじゃないのに？」「『メトロック』はジャニーズのためのものじゃないんだけど！」との辛辣な意見もあり、関ジャニ∞は“アウェー”な中でパフォーマンスをすることになりそうだ。

　そんな中、13・14日には『メトロック』大阪が行われた。ロックファンからは少々厳しい目で見られている関ジャニ∞だが、出演者からは温かい反応を得ているようだ。

　『メトロック』大阪に参加した人のレポートによると、14日に参加したキュウソネコカミが関ジャニ∞の「ズッコケ男道」（07年）のサビの部分をワンフレーズだけ演奏し、会場を沸かせていたとか。さらに、「なんで関ジャニ∞東京のやねん！　同じ関西の人間として一緒に大阪でやりたかった！」とコメントしていたそうで、関ジャニ∞がいないところでもかまわずイジっていたよう。ちなみに、関ジャニ∞が登場する21日の『メトロック』東京会場には、キュウソネコカミも登場する。