さらに亀梨は、今回のパフォーマンスを考えている際に、“ザ・ジャニーズ感”を後輩に受け継ぐことを意識していたと語り、「ちょっとね、今日はボクらも“ジャニーズ感”のド真ん中で歌いたいなと思って」と気合を入れていた。そして山下は、衣装のスーツの胸ポケットに刺さっていた赤いバラについて、本番前にジャニー社長から「衣装が暗いから付けたほうが良い」とアドバイスされて足したものだと明かす。しかもそのバラは、テレビ朝日の受付に置かれていた造花らしく、ジャニー社長らしい大胆な発想にはスタジオから笑いが起こっていた。

　また、パフォーマンス中にもジャニー社長の発想と思われる演出が。2曲目に披露した「背中越しのチャンス」には、まだ10代のフレッシュなJr.がバックダンサーとして多数登場した。そして、「好きの二文字を　この声で」という歌詞の部分で、Jr.が床に寝転がり「スキ」の二文字を再現。このシーンを見たファンからは「まさに“ザ・ジャニーズ”って感じだった！　最高じゃないか！」「“スキ”の人文字に笑いが止まらない……！　やっぱりジャニーズが好きだ～！」「Mステ見た！　なんかわからんけど涙出てきたぁ～ジャニーズいいな！　ジャニーさんも元気そうでなにより（笑）！」と、“ザ・ジャニーズ”な世界に引きこまれたという声が多かった。

　ジャニー社長の演出が随所に盛り込まれていたと思われる、今回の『ミュージックステーション』。これからもジャニーズの王道を突き進むアイドルたちを見続けたいものだ。