“SMAP”っていう物語、あまりにもうまく出来すぎてない!?

　6月18日、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、9月8日をもってジャニーズ事務所を退社すると発表された。事務所が報道各社に送ったFAXの内容によると、3人の今後の活動については「詳細固まり次第3名それぞれより報告させていただく事になるかと存じます」とのこと。中居正広、木村拓哉の2人は今後も事務所に残り、活動を続けていくこととなる。

　この発表には、「退社しても活躍してる人はたくさんいるけど、SMAPがバラバラになっちゃうのは寂しい」「なんとなく『そうなるかも』と思ってたけど、正式に退社発表されると本当に切ない……涙が出そうだよ……」「SMAP解散も悲しかったけど、3人の退社はショックが強すぎる。本当にSMAPがなくなっちゃうなんて……」とファン以外からも悲痛な声が多数上がっている。しかし一方で、SMAPファンは「どんな事が起ころうとSMAPについていくって決めた！」「5人はまた一緒に、今まで以上に“羽ばたく”って信じてる！」「SMAPがSMAPすぎて思わず笑った」と、なぜか非常に前向き。というのも、メンバーがパーソナリティを務めるラジオで、ある“偶然”が起こっていたのだ。

　木村がパーソナリティを務めるラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP！』（16日放送、TOKYO FM）にて、「復活！お悩みに答える拓哉兄さんSP」と題し、木村がパーソナリティの質問に答えるコーナーが行われた。「2人の友達から遊びの誘いを受けていて、どっちから先に誘いを受けるべきか」というかわいらしい質問から、「プレッシャーが体の症状になって出たことはありますか？」という木村自身に関する質問まで、さまざまな悩みに真正面から向き合い、木村なりの答えを出していた。そんなコーナーの途中、木村はSMAPが1999年にリリースしたシングル「Fly」を選曲。「君は今すぐ翔び立てるのさ」という歌詞が、悩めるリスナーの背中を押したようでもあった。