しかもこれは、大野だけの感覚ではないらしく、「メンバーも『なんだろねこの状態？』っていう……10周年以降からずっと言ってますね5人で」とのこと。これを聞き井ノ原は、「逆にそれって冷静で、地に足が着いてるように見えるんですけどね」と評価していた。また、嵐メンバーが「この先ずっと人気が続くとは思ってない」と発言している場面をよく見るという井ノ原は、「ずっと（人気が）続くと思って、周りが見えなくなってるのが『地に足が着いてない』っていう風にボクは思うから。それで言うと、すごく地に足が着いてるなこの人たちはっていうか、冷静だなっていつも思いますけど」と持論を展開。どんなに大きく成長しても奢らない後輩の姿勢に、井ノ原は感心していたようだ。

　放送を見ていたファンは、「大野さんって本当に“普通の人”の感覚をずっと持ってるよね。大野さんが嵐のリーダーでよかったと改めて思った」「いまだに地に足着いてない嵐……今後もずっと変わらないんだろうなぁ。でも、それが嵐の強みでもある」と、大野の発言に考えさせられることがあったよう。また、井ノ原が「周りが見えなくなってるのが『地に足が着いてない』という状態」だと言ったことについて、「さすがイノッチ、最高の正論ですね」「イノッチの発言に完全同意！　嵐のことをそんな風に見てくれてたなんてうれしい」との声も。序盤は“ヤンチャ”な一面を大野に暴露されていた井ノ原だが、先輩らしい部分もしっかり見せられたようだ。

　ジャニー喜多川社長にも「雰囲気が似ている」と言われたことがあるという、井ノ原と大野。何事にも冷静で、俯瞰的な見方をする部分が共通していることが明らかになった放送であった。