スタッフからの要望は「全然なかった」と答えた光一だったが、「普段の自分のライブ のMCとかがテレビ的じゃないので、そういった意味では普段のライブとは違って、もう 少しちゃんと普通にオンエアできるような態勢に持っていこうかなと思ったんですけど……」と普段との違いを意識はしていたそう。結局いつもの通りになってしまったそうだが、「スタッフって、優秀な方なんでしょうね。うまく編集されていたなっていう感じがします(笑)」と、“それっぽく”なっていたとのこと。

　普段のKinKi Kidsのコンサートで光一は、「2階席見えません!」「1階席見てません」 などと観客に向かって“ドS”な発言をしているというのはファンの間で有名な話。さすがに、それは『MTV Unplugged』の収録ではやらなかったようだが、光一の発言からは、“本調子”が出てしまっていた部分もあったよう。「音楽、歌をお聴かせして、そこで勝負するしかない状況っていうのも、ボク的には楽しかったかな」と感想を述べていた。いつもとは違った雰囲気のライブに、ファンも本人たちも満足したようだ。