また、7月30日の放送でも、手越はスタッフからイジられまくり。この日の放送では、ベトナムを訪れた際の様子が放送されていたのだが、ここで手越はジャングルの中でネズミやカエルを素手で取ることに挑戦。アイドルの仕事とは到底思えないが、手越は次々に野生生物を捕獲。しかし、巨大なカエルにタジタジになる手越は、「勇気ちょうだい」とスタッフに要求する。応援されることでカエルに触ろうとするのだが、結局手も足も出ないまま。そこで、手越は怒りを力に変えるため、「逆に罵ってくんない？」と再びスタッフに要求。その途端、「見た目だけかよお前！」「カッコ悪！」と手越へ罵声が浴びせられ、さらに「ちょいちょいちょいちょい写真撮られてんじゃねーよ！」と、“週刊誌の常連”となっている手越にお灸をすえていた。

　ジャニーズアイドルがスキャンダルを“ネタ”にすることはあまり多くないが、『イッテQ！』は容赦なく笑いのネタにしてしまう。ファンは複雑な気持ちになってしまうかと思いきや、「手越くん本当に愛されてるよね～これからも『イッテQ！』に出続けてほしい！」「『イッテQ！』が手越くんに“公開注意”してくれるの、すごくありがたい……！　モヤモヤしてても笑いのネタにしてくれれば、どうでもよくなるもんね！」「手越くんイジりが成立するのも、番組スタッフさんの“愛”がちゃんと感じられるからなんだよね。なんかやらかしても、『イッテQ！』スタッフさんが救ってくれてる」との感想が上がっている。手越と番組スタッフの関係性にファンが絶対的な信頼を置いているからこそ、このように大胆な“イジり”が成立しているようだ。

　番組内には手越が“アイドル”としてカッコよく振る舞うシーンも盛り込まれており、ただ笑いのネタにしているだけでないことがわかる。表面上は手越を“雑”に扱っているように見えるが、彼のいいところもしっかりと見せるのが『イッテQ！』。そんな番組作りが、ファンのみならず多くの人から支持を集めているのだろう。