しかし「主婦100人に質問するスーパーで良く買うお惣菜」というパネルクイズでは、2番目の解答順でありながら、すぐに1位の「コロッケ」を当ててしまい、同チームの平成ノブシコブシ吉村崇に「ちょっと（当てるの）早いすね。みんなこれだと思ってたんだよ!!」と流れの読めなさを指摘され、がっくりうなだれる場面も。さらに吉村から「若いうちから、こんな（正解を）置きにいったら、いい大人になんない」と厳しいダメ出しを受け、苦笑いしながら“ごめんなさい”ポーズをとる、かわいらしい姿を見せていた。

　しかし、そんな失敗は「難問言葉穴埋めクイズ」でリカバー。選抜メンバーでお題の空欄に文字を埋め、『広辞苑』に載っている言葉を作るという、ボキャブラリーとひらめきが必要なクイズだが、阿部はここで驚異の活躍を見せる。「◯ん◯◯し」という穴を埋めるという問題では、「おんぞうし（御曹司）」「でんどうし（伝道師）」という単語を導き出しチームに貢献。

　さらに「先にビンゴを作れ！　いろんな意味Q」というクイズでは、ここで正解すれば高得点という大事な局面で「甘辛く煮たかんぴょうを芯にした細長い海苔巻き」と「相撲で相手の体を強く突くこと」という意味の言葉を、見事「鉄砲」とビンゴさせる。難しい問題に正解しチームの仲間からも大喝采。ファンや視聴者に知識の幅広さを見せつけたのだった。それゆえ、番組が終わった直後には「阿部ちゃん」という単語がTwitterのトレンド入りするなど、かなり話題になったことがうかがえた。

　阿部の活躍ぶりに、ファンからは「広い知識と笑顔がかわいい上に、チームのメンバーを応援する姿もよかった！　これからクイズ番組で超活躍しそう」「もう世間に阿部ちゃんを隠し続けていくことは不可能!!」「阿部ちゃんは結構“爪跡”を残したんじゃないでしょうか!?」といった喜びの声が多数上がっていた。

　今回の活躍によって、他局のクイズ番組のみならず、知的バラエティ番組から多数お呼びがかかりそうな予感。いろんな番組で活躍する阿部の勇姿を、今後もたくさん見たいものだ。