次に披露された「イン・ザ・ノーズ」という技は、寝そべった人の鼻の中にちぃたんが指を突っ込むというもの。これも小さな隙間や穴の中からエサを探すカワウソならではの習性らしく、床に寝そべった伊野尾の顔の上に乗ったちぃたんは、迷うことなく鼻の穴に思う存分指を入れる。さらに口の中にまで手を突っ込まれていたが、伊野尾はそんなちぃたんを引き剥がすこともせず「ちぃたん、これ口だよ、ちぃたん」と語りかけ、イヤがることなく楽しそうな表情。散々ちぃたんに好き放題されたあと起き上がった伊野尾は、「カワウソ楽しい！　ただね、手めちゃしょっぱい！」と生々しい感想を述べていた。

　すっかりメロメロになった伊野尾は、仰向けになったちぃたんにミルクを飲ませたり、すやすや眠るちぃたんを膝枕してあげたりと、優しさを爆発させる。父性本能が芽生えたのか、心なしか“父親の顔”を見せていた伊野尾であった。

　そんな伊野尾とちぃたんの姿に、ファンから「かわいいちぃたんと伊野尾くんが頭から離れない……！」「伊野尾くん、本当にいい表情するなぁ～心から『かわいい』って言ってたよね（笑）」「ちぃたんをあやしてる伊野尾くんにメロメロでした！」という声が続出。かわいい者同士のコラボレーションに、すっかり魅了されていたようだった。

　また、ちぃたんの飼い主も放送後にTwitterへロケの裏話を投稿。「伊野尾慧さん本当に優しくてカメラが回っていないときもずーっとヨシヨシしてくれていました♪」とのことで、取材とは関係ない場面でもちぃたんをかわいがっていたよう。「イノ調」では伊野尾と動物がふれあう場面も少なくないが、ここまでメロメロになる姿が見られるのは貴重だっただろう。

　135万円の高値で販売されている上に、1日5回の水浴びを毎日させなければならないというカワウソ。そんな大変な思いをするとわかっていても、「イノ調」での様子を見るに、伊野尾の自宅にカワウソがやってくる日は近いかもしれない。