■第3位　相葉雅紀　『マイガール』（同）　222票

　相葉が初主演ながら、恋人を事故で亡くし、その子どもと暮らすという、複雑な立場に置かれた難しい役どころを演じた『マイガール』。「相葉さんの人柄にふさわしい暖かい物語だった」「相葉ちゃんと子役の演技が自然体すぎて入り込んで観ていたので毎回感動しました」など、相葉の人柄とドラマの内容がハマっていたよう。また、相葉と子役のかけあいに癒やされたファンも多く、「見ていてほっこりしました」「相葉さんと子役の （石井）萌々果ちゃんが本当の親子みたいで癒やされました」「優しい相葉くんがかわいかった。子役の子とのシーンもほのぼのしていて見ていてなごむ」などのコメントもありました。

■第2位　櫻井翔　『よい子の味方 〜新米保育士物語〜』（日本テレビ系）　282票

　櫻井が新人の男性保育士を演じたドラマ『よい子の味方 〜新米保育士物語〜』が、2位にランクイン。「周りの先生たちに認めてもらえるように奮闘する姿がかっこよく、またかわいかったから」「一生懸命な櫻井くんがかわいくもあり、たくましくなっていく。そして園児に寄り添うあたりも最高なドラマ」と、櫻井の奮闘する様子がファンに好評だったよう。「新米保育士太陽先生（役名）が一生懸命で、息子を持つ母として『頑張れ』と応援しながら見てました」というように、画面越しに応援するほどアツい思いを込めてドラマを視聴していたファンもいたようです。秋に始まる櫻井の主演ドラマ『先に生まれただけの僕』（同）も、学校の改革を目指して立ち上がる内容ということで、再び奮闘する櫻井のカッコイイ姿が見られそうですね。

■第1位　大野智　『魔王』（TBS系）　615票

　なんと600票以上獲得し、見事1位に輝いた『魔王』。大野と生田斗真のW主演だったこのドラマは、2008年4月〜09年3月に放送されたドラマから優秀作品、俳優を選ぶ『第12回2008年度日刊スポーツ・ドラマグランプリ』で『主演男優賞』と『作品賞』を受賞。また、「月刊TVnavi」（産経新聞出版）の『ドラマ・オブ・ザ・イヤー2008』でも『大賞（最優秀作品賞）』と『最優秀主演男優賞』を受賞したほどの話題作。

　過去に弟を殺され、その犯人に復讐を企てる弁護士、という難しい役柄を演じた大野。「動揺し揺れ動く大野さんの演技が素晴らしかった。いつもはほんわかしているのに、こんな演技をするんだと驚きと感動があった」「普段のイメージとは違うキャラクターでギャップがあり、驚いたのを覚えています」など、普段大野がバラエティー番組などで見せる印象を覆すような役を完璧に演じた点を評価するコメントが目立ちました。そして、「ドラマの展開やストーリー、俳優さんたちの演技力など、すべてにおいて良かったから」「友達の親に勧められて見た、人生初めてハマったドラマ」「ドキドキするストーリーの中で、最後に悲しい結末だったのが印象に残っている」など、キャストの演技力やストーリー展開など、ドラマ全体の完成度が高く、ファンからの圧倒的な支持がうかがえました。

　次々とメンバーの新しい出演作品が生み出されている嵐ですが、たまには昔の作品を掘り起こして、見てみるのもいいかもしれませんね。