この心境の変化は、今年春期に放送されていたドラマ『リバース』（TBS系）の経験が大きいと話す玉森。同ドラマには、俳優の藤原竜也、小池徹平、市原隼人、三浦貴大ら同世代の実力派俳優陣が勢ぞろいしており、「あのドラマは、ご飯の会がすごく多かったんです。今までにないくらい、役者さんとスタッフさんとご飯を食べてお話して。そういう時間がすごく大事なんだなって感じましたね」と振り返り、食事の場では演技の話はせずとも距離が縮まったのがわかったという。さらに、「現場で芝居をする上で質問もしやすくなるし、芝居をみんなで作っているなって感じがして、オレはすごく好きでしたね」と続けている。

　そんな俳優としての大切な“気付き”を得た玉森だが、まだまだ越えなければならない壁もあるようだ。なんでも、玉森・小山・古川の3人で、「玉ちゃん、けーちゃん、古ポン」と呼び合う約束をしたのだとか。

　とはいえ、玉森にとって小山は事務所の先輩であり、年もいくつか上。そのため「（けーちゃんと）呼べないですよ！　小山くん、先輩ですもん！　でも“くん付け”すると罰ゲームがあるらしいんですよ。だから今は『そう言えば～』みたいにしれっと会話を始めたりして……」と悪戦苦闘中だという。はたして玉森と小山が「玉ちゃん」「けーちゃん」と呼び合うのを見られる日は来るのだろうか。今後のふたりの距離感に注目したい。