難しい心の機微を表現した、A.B.C-Z塚田僚一に高評価! 『さくらの親子丼』第5話

2017.11.9

 数日後、恭子は俊太に「もう何がなんだかわからなくなっちゃった」と愚痴をこぼす。被害者の家族である自分からすると、加害者の家族であるあざみを許すことはできないが、自分の母親はその加害者の家族を渾身的に世話しているのだから、無理もないだろう。俊太もそれに同調するように、「オレもあざみを見てるとさ、わけもなく悠平のこと考えちゃうんだ。なんで悠平が死んで、この子が生きてるんだろうって」と話す。しかし「でも、あざみにはなんの罪もない。あいつはただこの世に生まれて来ただけだ。誰も傷つけていない。むしろ、親に殺されかかった。それなのになんで人に恨まれなきゃなんねーんだよ」と続け、自分の矛盾した気持ちに苛立っているような様子も見せた。

 あざみを許そうとするさくらと、許せない恭子の間に立つ俊太。親子のどちらにも理解を示し、自身のあざみに対する気持ちでも板挟みになる難しい役を、塚田は見事に演じている。視聴者からも「塚ちゃんすごくいい役もらえててよかった。いろいろ考えさせられるお話だよね」「さくらと恭子の間に立ちながら、自分も悩んでることがよくわかる。俊太くんはかなり重要な役だよなあ~」「俊太くんが優しいから、いろいろ相談したくなるのかも(笑)。すごく塚ちゃんらしい役!」との声が上がっている。

 さらにこの回では、お馴染みの“肉Tシャツ”姿はもちろんのこと、悠平の17回忌に出席するために着用した“喪服姿”も披露。金髪に喪服という奇妙な取り合わせではあったが、なかなか見られないレアな服装に、「喪服塚ちゃんのギャップやべぇ!」「喪服の塚ちゃん出てきて、軽く心臓止まった……」と、ファンは大興奮していた。

 次回は恭子が実家である九十九堂へ戻って来たり、あざみが俊太の精肉店でアルバイトを始めたりと、新たな展開が。さらにあざみの母らしき女性の姿も予告に登場し、物語はクライマックスへ向かいそうだ。

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