戸塚演じる河合雄一は、実家のコンビニでアルバイトをするフリーターという設定だったが、発表会前日に「実家を継ぐことにした」と教室の仲間の前で宣言。「いつかコンビニの店長をしながら、ボクもこんな朗読教室の先生になりたい!」と夢を語っていた。
また発表会では、朗読教室へ通う主婦・柏原喜巳子(堀内敬子)と共に、新美南吉の童話「手袋を買いに」を朗読。かわいらしい子ぎつね役を演じた。そして京子へのサプライズでもあるロシア民話「おおきなかぶ」の群読では、動物たちに扮する教室の仲間たちと共に、雄一はおじいさん役として、ヒゲをつけ「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声で気持ちをひとつにする感動的な一幕も。
最終回でまさに“集大成”のようなシーンがあり、SNS上でも「最終回まで河合くんかっこよかったなあ」「とっつーのおかげでステキなドラマが見れました。ありがとう!」と絶賛の声が。また、「まだまだ河合くんの成長が見たかった」と、最終回を惜しむ声もあった。さらに、ドラマ公式サイトに設けられている「ご感想掲示板」には、1,500件を超える書き込みが。「終わってほしくない~」「上質ドラマでした」「毎週楽しみに拝見しました! 声が持つ力、すばらしいですね」など、SNS同様大きな反響があった。
同サイト内には、『この声をきみに』の脚本を務めた大森美香氏のコメントが掲載されており、「ドラマは最終回を迎えました。でも、私の空想の世界での『この声をきみに』ははじまったばかりです」「脚本家としての仕事は終わりましたが、私の中での物語はこれからまだまだ続きそうです」などと語られている。ドラマは最終回を迎えたが、今後なにか新しい展開があるかもしれない。
“朗読”という珍しい題材を取り上げ、心温まるストーリーを展開した『この声をきみに』。このドラマをきっかけに、役者・戸塚祥太が次はどんな顔を見せてくれるのか楽しみにしたい。
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