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情熱的でちょっと抜けてるキャラを、風間俊介が好演! ドラマ『陸王』第9話レビュー

2017.12.20

 一方、買収話の紹介者として宮沢とともに御園を訪ねた坂本の表情は硬かった。自ら紹介した話を断りに来たのだから、それも当然だろう。好条件を並べ立て、買収の何が不満なのかと迫る御園に、坂本はカバンからとある資料を取り出した。フェリックスがこれまでに買収してきた数多くの企業がその後どうなったのかをまとめたものだ。それによると、買収によってその形態を大きく変えてしまった会社や、役目を終えて消滅してしまった会社も少なくないのだという。宮沢はこれを盾に、いくら好条件を出されても先の保証などないではないか、と御園に迫ったのだった。

 坂本のナイスアシストと言いたいところではあるが、よくよく考えればそもそも買収話を宮沢に持ち掛けたのは坂本自身である。とすると、フェリックスによる買収話が本当に信頼できるのどうかを十分確かめないままに宮沢に紹介していたということになってしまい、あまりほめられた話ではない。「シルクレイをほしがる会社は他にも必ずある」と宮沢が見得を切った時には、「その通りだぞ! わかったか!」とでも言いたげな表情で御園の顔を見据えていたが、相変わらず詰めが甘かったと言われても仕方がないかもしれない。

 とはいえ、こはぜ屋を思う気持ちでは誰にも負けないし、いざという時に頼りになるキャラクターであることは疑いようもない。演じる風間も、熱い気持ちはあふれているものの、ビジネスマンとしてまだまだ経験不足な「坂本」という人物を生き生きと表現しているようだ。ただただかっこいい“スーパーマン”のような人物ではなく、失敗を繰り返しつつも情熱と行動力でこはぜ屋を支えていくところに、人間らしい魅力があると言えそうだ。

 次週はいよいよ最終回だが、フェリックスとこはぜ屋の関係がどうなるのか、坂本はそこにどう関わるのかを楽しみに待ちたい。

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