1990年代後半～2000年代前半に、圧倒的な人気を誇ったジャニーズJr.たち。CDデビューを持って“一人前”となるジャニーズ事務所において、Jr.ながらも単独コンサートを行ったり、ゴールデンタイムに地上波で冠番組を持ったりとデビュー組同等の人気と勢いを持ち、「ジャニーズJr.黄金期」と呼ばれる一大ブームとなりました。

　もともとは森田剛と三宅健の“剛健”コンビがJr.人気に火を点け、彼らがV6としてデビューすると、滝沢秀明を筆頭に、今井翼、山下智久、生田斗真、櫻井翔といったメンバーが人気をけん引。その輝かしい時代を鮮明に覚えている人も少なくないでしょう。

　しかし、今年4月には渋谷すばるが関ジャニ∞の脱退と年内での事務所退所を発表、また9月にはタッキー＆翼がすでに解散していたことを発表し、滝沢は年内で芸能界を引退してプロデュースなどの“裏方”へ。今井は事務所を退所し、病気の治療に専念することに。Jr.黄金期は「東のタッキー、西のすばる」と呼ばれ人気を二分した彼ら、そしてドラマ『学校の怪談　怪奇倶楽部』（フジテレビ系）で滝沢とともに、小学生とは思えぬ整った顔立ちで視聴者に強烈な印象を残した今井――3人がジャニーズアイドルとしての活動を終えることは、事務所の歴史においても大きな転換期になることでしょう。

　　“あの頃”の彼らをもう一度みたい……そんな思いに応えて鹿砦社は『ジャニーズ黄金世代　あのころをともに過ごしたメンバーたちのメモリアル』を発売しました。タキツバの2人はもちろん、山下、生田、櫻井、相葉雅紀、二宮和也、松本潤、渋谷、横山裕、村上信五、そして屋良朝幸のお宝写真から近年のショットまで収録。ここでは、その中身をほんの少しチラ見せします。現在、ジャニーズの最前線にいる彼らの当時に思いを馳せながら見てみると、ノスタルジーを感じられるはずです。