中居正広、“性暴力”を否定した本当の目的とは? 復帰とは別にある狡猾な戦略
2025.10.12
下世話、醜聞、スキャンダル──。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
◆中居正広復帰論を報じる「女性セブン」と「週刊女性」
なぜか中居正広の復帰論が絶えない。今回も「女性セブン」が中居復帰に関し、超前向きな記事を掲載している。
その“論“によると、元役員などに巨額の損害賠償訴訟を起こしたフジ・メディア・ホールディングスだが、しかし中居に関しある決断を下したという。
それが中居への訴訟を断念する可能性が高いというもの。その根拠は中居が”性暴力“を否定していることから、訴訟になれば被害女性のプライバシーが晒される危険性があること、中居とこれ以上の衝突を避けたいし、コンテンツメーカー(テレビ)が演者である中居を訴えにくい構造がある──以上のように「セブン」は解説する。
さらに中居サイドからもある動きが。中居復帰を切望するファンがSNSで署名活動を行っているが、そこに中居の弁護団から「署名は中居さんに必ず伝えます」「こうした応援の声は本人も、とても励みになると言っています」とのメッセージが届いたらしい。これらをもって「セブン」は“復帰に向けた一筋の光明が差した”と結論付けた。
そして「週刊女性」にも興味深い記事が。脚本家を引退したはずの鈴木おさむがドラマ『101回のプロポーズ』(フジテレビ系)の続編企画を手がけ、そのキャストには唐田えりかた伊藤健太郎といった“スキャンダル”“不祥事”タレントを積極的に起用している。
それは“俳優やタレントが一度の失敗で日の目を見なくなる風潮を変えたい”という鈴木の考えからだが、中でも鈴木がいちばん復帰させたいのは中居だというのだ。鈴木は長年SMAPと仕事をしてきた関係にある。
■中居正広、“性暴力”を否定した本当の目的
こうした中居復帰待望論が出るのは、第三者委員会から認定された“性暴力”を中居が否定し反論する動きを見せたことが大きなきっかけだ。中居が否定しているのだから性暴力はなかった、つまり芸能界を引退する必要もなかった、だから復帰も当然──。
中居擁護派からしたらこんな論理だろう。しかし本当に中居本人は復帰したいのだろうか、その目的のために性暴力を否定したのか。否、むしろ今回の「セブン」報道で浮き彫りになってきたのは、中居正広の“別の意図”“戦略”だ。
前述したように「セブン」は、フジが中居に対する訴訟を“現実的ではない”と決断した理由の筆頭に、“中居が性暴力を否定している以上、訴訟になれば被害女性のプライバシーが晒される危険性があること”を指摘している。ということは、もし中居が性暴力を否定しなかったならば、法廷でも女性のプライバシーが晒される危険性は低くなることから、巨額訴訟の可能性が今より大きくなったということではないか。
中居が速攻で芸能界引退したのは、ミエとプライドと小心だ。これ以上責任追及されたり詮索されるのはプライドが許さない。だからさっさと引退して一般人になって追及を逃れたい。そんな中居がおめおめと復帰するだろうか。このまま世間から忘れ去られたいと思うほうが自然だ。
だが第三者委員会で“性暴力”認定され、状況は一転した。このままでは性暴力者と認定されるだけでなく、訴訟リスクも高まる。訴訟となれば、その損害賠償額は高額が予想される。そんな訴訟を回避するためには、まず“性暴力”を否定する必要がある! 反論せねば! そして「セブン」記事を見ると、その戦略は功を奏したかに見える。
■Snow Man・目黒蓮を嵐・櫻井翔が心配する理由
そして“現”国民的アイドルたちも大変だ。
昨夏、超ハードスケジュールゆえ体調不良で活動休止したSnow Manの目黒蓮だが、現在も主演映画や新日曜劇場初出演とハードスケジュールが続いている。周囲からは再び“休業危機”が懸念されているほどに。そんな目黒を心配しているのが嵐の櫻井翔。新日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)主演で親友の妻夫木聡に“目黒をよろしく”と連絡までしたという。
なぜそんなに櫻井が心配しているのか。「女性自身」記事は驚がくすべき解説を展開した。
「(嵐が多忙のあまり)大野(智)さんは長年の間に疲弊していった。櫻井さんには、大野さんと現在の目黒さんが重なって見えるのでしょう」
「目をかけてきた後輩だけに、Snow Manの活動が思わぬ形で途切れてしまわないようにと思っています」
きゃーー! 櫻井は大野と目黒が同じ道を辿ってしまうのを危惧している! ということはSnow Manの解散の危機!
「自身」がここまで踏み込んだということは、このままでは目黒の活動休止や、そのことによるSnow Man解散も可能性としてあり得るということか。嵐の二の舞か、怖い。
▼神林広恵
伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に”『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗
法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。
【サイゾーウーマンより】
◆中居正広復帰論を報じる「女性セブン」と「週刊女性」
なぜか中居正広の復帰論が絶えない。今回も「女性セブン」が中居復帰に関し、超前向きな記事を掲載している。
その“論“によると、元役員などに巨額の損害賠償訴訟を起こしたフジ・メディア・ホールディングスだが、しかし中居に関しある決断を下したという。
それが中居への訴訟を断念する可能性が高いというもの。その根拠は中居が”性暴力“を否定していることから、訴訟になれば被害女性のプライバシーが晒される危険性があること、中居とこれ以上の衝突を避けたいし、コンテンツメーカー(テレビ)が演者である中居を訴えにくい構造がある──以上のように「セブン」は解説する。
さらに中居サイドからもある動きが。中居復帰を切望するファンがSNSで署名活動を行っているが、そこに中居の弁護団から「署名は中居さんに必ず伝えます」「こうした応援の声は本人も、とても励みになると言っています」とのメッセージが届いたらしい。これらをもって「セブン」は“復帰に向けた一筋の光明が差した”と結論付けた。
そして「週刊女性」にも興味深い記事が。脚本家を引退したはずの鈴木おさむがドラマ『101回のプロポーズ』(フジテレビ系)の続編企画を手がけ、そのキャストには唐田えりかた伊藤健太郎といった“スキャンダル”“不祥事”タレントを積極的に起用している。
それは“俳優やタレントが一度の失敗で日の目を見なくなる風潮を変えたい”という鈴木の考えからだが、中でも鈴木がいちばん復帰させたいのは中居だというのだ。鈴木は長年SMAPと仕事をしてきた関係にある。
■中居正広、“性暴力”を否定した本当の目的
こうした中居復帰待望論が出るのは、第三者委員会から認定された“性暴力”を中居が否定し反論する動きを見せたことが大きなきっかけだ。中居が否定しているのだから性暴力はなかった、つまり芸能界を引退する必要もなかった、だから復帰も当然──。
中居擁護派からしたらこんな論理だろう。しかし本当に中居本人は復帰したいのだろうか、その目的のために性暴力を否定したのか。否、むしろ今回の「セブン」報道で浮き彫りになってきたのは、中居正広の“別の意図”“戦略”だ。
前述したように「セブン」は、フジが中居に対する訴訟を“現実的ではない”と決断した理由の筆頭に、“中居が性暴力を否定している以上、訴訟になれば被害女性のプライバシーが晒される危険性があること”を指摘している。ということは、もし中居が性暴力を否定しなかったならば、法廷でも女性のプライバシーが晒される危険性は低くなることから、巨額訴訟の可能性が今より大きくなったということではないか。
中居が速攻で芸能界引退したのは、ミエとプライドと小心だ。これ以上責任追及されたり詮索されるのはプライドが許さない。だからさっさと引退して一般人になって追及を逃れたい。そんな中居がおめおめと復帰するだろうか。このまま世間から忘れ去られたいと思うほうが自然だ。
だが第三者委員会で“性暴力”認定され、状況は一転した。このままでは性暴力者と認定されるだけでなく、訴訟リスクも高まる。訴訟となれば、その損害賠償額は高額が予想される。そんな訴訟を回避するためには、まず“性暴力”を否定する必要がある! 反論せねば! そして「セブン」記事を見ると、その戦略は功を奏したかに見える。
■Snow Man・目黒蓮を嵐・櫻井翔が心配する理由
そして“現”国民的アイドルたちも大変だ。
昨夏、超ハードスケジュールゆえ体調不良で活動休止したSnow Manの目黒蓮だが、現在も主演映画や新日曜劇場初出演とハードスケジュールが続いている。周囲からは再び“休業危機”が懸念されているほどに。そんな目黒を心配しているのが嵐の櫻井翔。新日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)主演で親友の妻夫木聡に“目黒をよろしく”と連絡までしたという。
なぜそんなに櫻井が心配しているのか。「女性自身」記事は驚がくすべき解説を展開した。
「(嵐が多忙のあまり)大野(智)さんは長年の間に疲弊していった。櫻井さんには、大野さんと現在の目黒さんが重なって見えるのでしょう」
「目をかけてきた後輩だけに、Snow Manの活動が思わぬ形で途切れてしまわないようにと思っています」
きゃーー! 櫻井は大野と目黒が同じ道を辿ってしまうのを危惧している! ということはSnow Manの解散の危機!
「自身」がここまで踏み込んだということは、このままでは目黒の活動休止や、そのことによるSnow Man解散も可能性としてあり得るということか。嵐の二の舞か、怖い。
▼神林広恵
伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に”『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗
法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。
【サイゾーウーマンより】
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