相葉雅紀、伝統漁法の難しさに思わず「飽きちゃった」
2011.11.27
嵐が出演した特別番組『嵐の明日に架ける旅』(NHK)が11月23日に放送されました。この番組では、メンバーがそれぞれ日本各地に旅をして日本の伝統を守っている人たちなどの取り組みを紹介。スタジオでVTRを見ながら、日本古来の文化をつなげていく大切さを語っていました。
まず、しょう油発祥の地といわれる和歌山県湯浅町を訪れたのは二宮和也。江戸時代には近辺に90軒のしょう油蔵があったそうですが、現在は1軒のみ。しょう油のもととなる、もろみに1年半以上も空気を入れながら発酵させることを知り、「もっと感謝してしょうゆ油を使わなくちゃだめだな」と認識を改める二宮。ここでは、現在の6代目が、先代の5代目と後継ぎの7代目に対する気持ちを二宮に告白。二宮はそのふたりに探りを入れることで家族間のコミュニケーションに一役買い、きずなを深めていました。
佐賀県鹿島市の有明海の干潟で、「むつかけ漁」を体験したのは相葉雅紀。むつかけ漁とは、この地に生息するムツゴロウを獲る漁。東京ドーム4,000個分という干潟でチャレンジ。その前に、地上で5メートル以上の釣り竿を使って練習しますが、なかなかうまくいかず、雨が降り出す始末。「僕、雨男じゃないんだけど。太陽の申し子なんだけどな」と相葉。次の日は、さすが「太陽の申し子」、無事に晴れ、干潟に出ます。しかし、漁は初心者には難しく、最終的に「飽きちゃった」。結局、相葉はムツゴロウを獲れず、小さなカニを2匹ゲット。肝心のムツゴロウは獲れませんでしたが、30年ぶりに現れた若い後継者の話を聞くなど、自然の素晴らしさに触れた相葉でした。
次は櫻井翔。富山県富山市で、東京の大学を卒業後、実家の農業を継ぐ25歳の女性を訪ねました。ここで産まれたての卵を直に触った櫻井は、「産まれたてのあったかい卵、初めて触りました」と感動した様子。さらに全面に自然が広がる中、女性と卵かけご飯を食べました。普通より黄色が強い卵を食べ、「しょう油がなくてもおいしい」と感動。日本の農家の平均が66.1歳という高齢化が進む世界で頑張る、同年代の女性の意気込みを真剣に聞いていました。
スタジオで二宮に「(しょう油蔵を訪れた)おしょう油サイドの人間からすると、なんでしょう油を持っていかなかったのかと」と問われると、「卵サイドとしては......」と反論しますが、しょう油を持参することを忘れたことを認め、「正直、数滴でもいいから欲しかった」と本音をポロリ。「しょう油がなくてもおいしい」は強がりだったのでしょうか?
松本潤は埼玉県川口市の精密板金加工工場へ。こちらは通常、飛行機のひじ掛けなどで使われる部品を作っているのですが、社長が「自分の使いたい物を作りたい」と、かばんや小物を作り、これが世界のオシャレなセレブに好評を得ています。しかし、今でこそ順調な工場ですが、以前に倒産したこともあり、社長はそこから再起を図ったという苦労人。この社長は、神社のおみくじで凶が出てもそれを受け入れず、吉が出るまで引くそうです。そんな話を聞いて、松本は「話を聞いて僕は元気が出ました」と感想を述べていました。スタジオでもこの社長に対して「かっこいい」との声が出て、二宮は「俺は凶をやすやすと受け入れてたよ」と反省。
最後に大野智。東日本大震災の津波による甚大な被害があったことで知られる宮城県女川町に、この地を盛り上げるご当地ヒーロー「リアスの戦士 イーガー」に会いに行きました。まず、津波により建物や人が流された町の痕跡をじっと見て、「言葉にならない」と言いながら何かを感じている様子の大野。そして、震災前からご当地ヒーローの活動を行っている町の商工会青年部の人たちに会います。ヒーローのマスクをかぶったり道具を持ったりして楽しそうな大野でした。辛い思いをしている子どもたちを励ますという使命のもとに活動を再開した地元の若手の人々と、「1、2、3、イーガー!」と掛け声を上げ、盛り上げていました。
そんな5人の「旅」のまとめでは、相葉は「これをきっかけにいろんなところをいっぱい知りたい」。二宮は「日本人の技、伝統、絆など学ぶことができました」。松本は「みんなあきらめずに前に気持ちを向けて行こうっていう思いが印象的でした」。櫻井は「明日へ向かって進んでいく勇気、きずな、いろんなものを感じることができた」。そして最後にリーダー・大野は「今回、ご当地ヒーローに会って。もっといろんなヒーローに会いたい」。これに対し全員からのツッコミが入ります。「ご当地ヒーロー担当ではない」と松本が言うと、大野は「担当ではない?」。二宮があきれた様子で「たまたまです、今回」と言うと、「たまたま?」とトボけ、最後しっかりと笑いに持っていった大野でした。
日本の伝統を受け継いだり新しい試みをする人たちを、嵐が素直な感性で紹介する番組でした。最後、「これからも旅を続けていきたいと思っているのでよろしくお願いします」と結んでいたので、今後も続くことに期待したいですね。
『君のために嵐がいる!!~2011年ワクワク学校&ツアー~』
まず、しょう油発祥の地といわれる和歌山県湯浅町を訪れたのは二宮和也。江戸時代には近辺に90軒のしょう油蔵があったそうですが、現在は1軒のみ。しょう油のもととなる、もろみに1年半以上も空気を入れながら発酵させることを知り、「もっと感謝してしょうゆ油を使わなくちゃだめだな」と認識を改める二宮。ここでは、現在の6代目が、先代の5代目と後継ぎの7代目に対する気持ちを二宮に告白。二宮はそのふたりに探りを入れることで家族間のコミュニケーションに一役買い、きずなを深めていました。
佐賀県鹿島市の有明海の干潟で、「むつかけ漁」を体験したのは相葉雅紀。むつかけ漁とは、この地に生息するムツゴロウを獲る漁。東京ドーム4,000個分という干潟でチャレンジ。その前に、地上で5メートル以上の釣り竿を使って練習しますが、なかなかうまくいかず、雨が降り出す始末。「僕、雨男じゃないんだけど。太陽の申し子なんだけどな」と相葉。次の日は、さすが「太陽の申し子」、無事に晴れ、干潟に出ます。しかし、漁は初心者には難しく、最終的に「飽きちゃった」。結局、相葉はムツゴロウを獲れず、小さなカニを2匹ゲット。肝心のムツゴロウは獲れませんでしたが、30年ぶりに現れた若い後継者の話を聞くなど、自然の素晴らしさに触れた相葉でした。
次は櫻井翔。富山県富山市で、東京の大学を卒業後、実家の農業を継ぐ25歳の女性を訪ねました。ここで産まれたての卵を直に触った櫻井は、「産まれたてのあったかい卵、初めて触りました」と感動した様子。さらに全面に自然が広がる中、女性と卵かけご飯を食べました。普通より黄色が強い卵を食べ、「しょう油がなくてもおいしい」と感動。日本の農家の平均が66.1歳という高齢化が進む世界で頑張る、同年代の女性の意気込みを真剣に聞いていました。
スタジオで二宮に「(しょう油蔵を訪れた)おしょう油サイドの人間からすると、なんでしょう油を持っていかなかったのかと」と問われると、「卵サイドとしては......」と反論しますが、しょう油を持参することを忘れたことを認め、「正直、数滴でもいいから欲しかった」と本音をポロリ。「しょう油がなくてもおいしい」は強がりだったのでしょうか?
松本潤は埼玉県川口市の精密板金加工工場へ。こちらは通常、飛行機のひじ掛けなどで使われる部品を作っているのですが、社長が「自分の使いたい物を作りたい」と、かばんや小物を作り、これが世界のオシャレなセレブに好評を得ています。しかし、今でこそ順調な工場ですが、以前に倒産したこともあり、社長はそこから再起を図ったという苦労人。この社長は、神社のおみくじで凶が出てもそれを受け入れず、吉が出るまで引くそうです。そんな話を聞いて、松本は「話を聞いて僕は元気が出ました」と感想を述べていました。スタジオでもこの社長に対して「かっこいい」との声が出て、二宮は「俺は凶をやすやすと受け入れてたよ」と反省。
最後に大野智。東日本大震災の津波による甚大な被害があったことで知られる宮城県女川町に、この地を盛り上げるご当地ヒーロー「リアスの戦士 イーガー」に会いに行きました。まず、津波により建物や人が流された町の痕跡をじっと見て、「言葉にならない」と言いながら何かを感じている様子の大野。そして、震災前からご当地ヒーローの活動を行っている町の商工会青年部の人たちに会います。ヒーローのマスクをかぶったり道具を持ったりして楽しそうな大野でした。辛い思いをしている子どもたちを励ますという使命のもとに活動を再開した地元の若手の人々と、「1、2、3、イーガー!」と掛け声を上げ、盛り上げていました。
そんな5人の「旅」のまとめでは、相葉は「これをきっかけにいろんなところをいっぱい知りたい」。二宮は「日本人の技、伝統、絆など学ぶことができました」。松本は「みんなあきらめずに前に気持ちを向けて行こうっていう思いが印象的でした」。櫻井は「明日へ向かって進んでいく勇気、きずな、いろんなものを感じることができた」。そして最後にリーダー・大野は「今回、ご当地ヒーローに会って。もっといろんなヒーローに会いたい」。これに対し全員からのツッコミが入ります。「ご当地ヒーロー担当ではない」と松本が言うと、大野は「担当ではない?」。二宮があきれた様子で「たまたまです、今回」と言うと、「たまたま?」とトボけ、最後しっかりと笑いに持っていった大野でした。
日本の伝統を受け継いだり新しい試みをする人たちを、嵐が素直な感性で紹介する番組でした。最後、「これからも旅を続けていきたいと思っているのでよろしくお願いします」と結んでいたので、今後も続くことに期待したいですね。
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