写真も映像も好きじゃない! ベテランアイドル稲垣吾郎の本音
2012.2.12
SMAPの稲垣吾郎とフリーアナウンサーの小島慶子が、その週の「課題図書」をあらかじめ読んできて紹介する『ゴロウ・デラックス』(TBS系)。2月9日放送分では、作家であり劇団を主宰する本谷有希子の『ぬるい毒』(新潮社)を紹介。
男女の生々しい内面を描く本作を、吾郎は「結構僕は好きですよ。お世辞抜きに。唇がピリッとしびれるくらいなゆるーい毒を盛られた感じで」と独特の表現で高評価。この作品には「めんどくさい女」が出てくるという流れから、稲垣が一言「めんどくさい人多いじゃないですか、僕の経験上」。これは、恋愛で酸いも甘いも蝴凾ン分けてきた大人のコメントかもしれません。
本谷本人が登場し、演技することについてのトークに。本谷の「演技をする人は人間的に欠落してないと人前で演技なんかできない。まともじゃないと思います」という意見に、"俳優"・吾郎は「なんだコノヤロー」と冗談っぽく応戦。そして吾郎は「僕は人前に出るのは好きじゃないから」と自身について語ります。小島いわく、「写真撮るときすねる」そうで、吾郎は「基本的に自分が映像として残るとか、そんなんすごい嫌だし。未だに嫌だ。写真も好きじゃないし」。人前に出るのも写真を撮られるのも好きではなく、長年アイドルとしてのキャリアを積んできたとは驚きですね。
恒例の、本の中で自分が好きな箇所を選んで朗読するコーナーへ。吾郎は読み間違えて言い直したり、噛んでしまったりしていました。本谷に「すごい噛んでましたよね」と突っ込まれた吾郎は「今のは許容範囲かな」と、ユルく自己採点。"毒舌演出家"の本谷から「自分で決めるんですか?」と厳しい質問を受けると、「これは番組でうまく編集するし。最初のところはいい直したからうまくつなげる」と開き直っていました。編集されずにそのままオンエアされていましたよ。
本谷が本の中から抜粋して、吾郎と小島のためにショートストーリーの台本を作り、演じることになりました。主人公の女と、その女の「同級生」と名乗り接近する謎の男のやりとりです。本谷は演出となると厳しいことで知られています。演技中に指導が入りつつも、芝居は続けなくてはなりません。吾郎は本谷に、「物腰が柔らかすぎる」「ちょっとその辺が棒読みに聞こえますね」「早い! 間をすごく取ってもいいです」と辛辣な指導を受けていました。とはいえ、本谷の舞台稽古の雰囲気を味わう趣旨のものなので、吾郎はそこまでへこんだ様子ではありませんでした。
朗読について、「わざと棒読みで読む。なんか恥ずかしくない?」と話していた吾郎。本谷にも「棒読み」を指摘されるなど、吾郎の演技は「棒読み」がキーワードのよう。昨今は悪役で評価されている吾郎。人前に出るのが好きではなく演技するのが恥ずかしい結果の「棒読み」を、自然体という持ち味にうまく変換した演技が吾郎流なのかもしれません。
男女の生々しい内面を描く本作を、吾郎は「結構僕は好きですよ。お世辞抜きに。唇がピリッとしびれるくらいなゆるーい毒を盛られた感じで」と独特の表現で高評価。この作品には「めんどくさい女」が出てくるという流れから、稲垣が一言「めんどくさい人多いじゃないですか、僕の経験上」。これは、恋愛で酸いも甘いも蝴凾ン分けてきた大人のコメントかもしれません。
本谷本人が登場し、演技することについてのトークに。本谷の「演技をする人は人間的に欠落してないと人前で演技なんかできない。まともじゃないと思います」という意見に、"俳優"・吾郎は「なんだコノヤロー」と冗談っぽく応戦。そして吾郎は「僕は人前に出るのは好きじゃないから」と自身について語ります。小島いわく、「写真撮るときすねる」そうで、吾郎は「基本的に自分が映像として残るとか、そんなんすごい嫌だし。未だに嫌だ。写真も好きじゃないし」。人前に出るのも写真を撮られるのも好きではなく、長年アイドルとしてのキャリアを積んできたとは驚きですね。
恒例の、本の中で自分が好きな箇所を選んで朗読するコーナーへ。吾郎は読み間違えて言い直したり、噛んでしまったりしていました。本谷に「すごい噛んでましたよね」と突っ込まれた吾郎は「今のは許容範囲かな」と、ユルく自己採点。"毒舌演出家"の本谷から「自分で決めるんですか?」と厳しい質問を受けると、「これは番組でうまく編集するし。最初のところはいい直したからうまくつなげる」と開き直っていました。編集されずにそのままオンエアされていましたよ。
本谷が本の中から抜粋して、吾郎と小島のためにショートストーリーの台本を作り、演じることになりました。主人公の女と、その女の「同級生」と名乗り接近する謎の男のやりとりです。本谷は演出となると厳しいことで知られています。演技中に指導が入りつつも、芝居は続けなくてはなりません。吾郎は本谷に、「物腰が柔らかすぎる」「ちょっとその辺が棒読みに聞こえますね」「早い! 間をすごく取ってもいいです」と辛辣な指導を受けていました。とはいえ、本谷の舞台稽古の雰囲気を味わう趣旨のものなので、吾郎はそこまでへこんだ様子ではありませんでした。
朗読について、「わざと棒読みで読む。なんか恥ずかしくない?」と話していた吾郎。本谷にも「棒読み」を指摘されるなど、吾郎の演技は「棒読み」がキーワードのよう。昨今は悪役で評価されている吾郎。人前に出るのが好きではなく演技するのが恥ずかしい結果の「棒読み」を、自然体という持ち味にうまく変換した演技が吾郎流なのかもしれません。
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