嵐が住む家に、女性ゲストを招く『ひみつの嵐ちゃん！』（TBS系）のコーナー「嵐シェアハウス」。6月28日放送回のゲストは、オアシズ、いとうあさこ、森三中、クワバタオハラ・小原正子、ハリセンボン・箕輪はるか、バービー、福田彩乃の女芸人10名でした。登場するやいなや、おのおの2階に上がったり冷蔵庫を開けたり、超自由な振る舞いに家の中は大騒ぎ。女芸人たちは、嵐がCMをしているキリンの淡麗グリーンラベルを大量に持参し、全員のグラスに注いで乾杯。松本潤も「あぁ、うめー！」と漏らしていました。

全員が着席し少し落ち着いたところで、いとうがお互いの呼び名を決めようと提案。「例えば“あさこ”とか」と話すと、女芸人たちがまた盛り上がり始めます。「じゃあみんな下の名前にしよっか！」と年上の女性がたくさんいるのも気にせず、終始タメ口の二宮和也。「彼女から何て呼ばれてたの？」とオアシズ・大久保佳代子に問われると、二宮は少し考えてから「……“カズ”？」、松本は「オレは“潤”ですね」と答えます。二宮は「“潤”っていい名前だよねぇ」とうらやましがっていました。

少し酔っ払ってきたのか、二宮の目の周りがうっすら赤くなってくる頃、女芸人たちの手作り弁当攻撃が始まります。モノマネで人気の福田が、持参した手作り弁当を二宮に差し出しながら竹内結子のマネをすると、竹内が大好きな二宮は大喜び。やたらと時間を気にしていた松本は、翌日人間ドックだそうで「夜10時以降ご飯食べられないんですよ」と告白。すでに22時を回っていたことが発覚するものの松本は気遣って「食べるよ」と言いますが、大の松本ファンである森三中・大島美幸が、松本の背後で「ダメダメダメ！」と腕をバッテンにして抗議。「1人だけの体じゃないんだよ！」と、同じく松本ファンのいとうを説得。いとうが仕方なく「ニノ食べて！」と言うと、「オレの立ち位置！」と二宮が叫び、笑いを取っていました。

その後、小原の提案で「嵐様ゲーム」が始まります。「嵐」と書かれた割り箸を引いた人が、二宮と松本に命令を下すことができるというかなり一方的なルールですが、最初に当たりを引いたのは、松本のことが大好きないとう。命令は、「潤様が誰にも言ったことのない秘密を私にだけ耳打ち」。こっそり秘密を明かしてもらうことも、耳打ちしてもらうことも、ファンとしてはたまらないですよね。肝心の内容はわかりませんが、話し終わった後、いとうが松本の背後に回り後頭部を見ていたので、髪の毛や頭にまつわる話だったのかもしれません。

そして2戦目には、森三中・黒沢かずこの希望で嵐の2人が、黒沢の同級生の子どもに電話し、泣くほど喜ばせます。3戦目では小原が当たりを引き、「カップルのていで、プロポーズをしてもらう」という命令を二宮に下しました。女芸人たちが、何年付き合っているかなどの設定を考えていると、「そんなに決めてくれるの？」と二宮。この発言が原因で、「カズのプライベート見よう！」と、シチュエーションやセリフなどは完全に二宮に任されることに。そして2人はキッチンへ移動し、寸劇が始まりました。キッチンに立つ小原の対面に二宮が座り、「（付き合って）3年なんだってね」と話し始めます。その後小原の横に立って、「オレもね、もう28だからね。決める時はバシッと決めないとね」と小原の左手を持ち上げ、視線を薬指に落としつつ、「自分に一番似合うものにした方がいいからさ。ほら、一緒に買いに行こう」と言って小原の手を引き玄関に向かいます。この一部始終を、口を開けながら見ていた女芸人たちは歓喜。万歳三唱まで行われ、感激したいとうは泣き始めました。恥ずかしくなってしまった二宮は両手で顔を覆って座りこんでいましたが、このちょっと強引な感じが、男らしくてたまりませんね。

最終戦で当たりを引いたのは、光浦靖子でした。光浦は「小雪のポジションがいい」と、2003年に松本が出演したドラマ『きみはペット』（TBS系）の再現を希望。「もう覚えてねーよオレ！　そんな昔の！」と最初は後ろ向きでしたが、いざ始まると俳優スイッチが入る松本。光浦の帰宅を、ソファでくつろぎながら待つ松本の姿に「いいね待ってんのいいね！」と既に興奮気味の芸人たち。自転車のヘルメットをかぶった光浦が帰宅すると、松本はソファの背もたれを飛び越え笑顔で迎えに行きます。ヘルメットを受け取って壁にかけ、今度は背もたれを飛び越えてソファに座る松本。「お疲れ様！　がんばったな今日」と光浦の頭をクシャッと撫でると、スタジオからはキャーッと歓声が。光浦は緊張と興奮で視点が定まりません。ここで、就職が決まったことを報告する松本。それまではニコニコしていた松本ですが、「で」と急にマジメな顔つきになり、「仕事決まったからさ、今までちゃらんぽらんで迷惑かけたけど、幸せにしたいから、結婚してくんない？」と光浦を見つめてプロポーズ。女芸人たちはまたもや大喜びで「松本靖子」コールをしていました。

二宮と松本の台本なしのリアルなプロポーズに、ドキドキさせられたのはスタジオの女芸人だけではないはず。2人のファンはもちろんのこと、ファンならずとも興奮してしまったに違いありません。二宮も松本もプロポーズの時は男らしくビシッと言いたいようですが、その相手が自分だったらとつい妄想したくなる回でした。